LoanOrLeaseのnogui版であるloanorleasedのDockerイメージを作ったので使い方を紹介します。

Docker Hub: https://hub.docker.com/r/izayoi256/loanorlease/

前置き

• Dockerの使い方には言及しません。ある程度の知識がないと、wallet.datをコンテナごと消してしまってセルフGOXするかもしれません。
• loanorleasedの詳しい使い方にも言及しません。helpコマンドを参照して下さい。
• このコンテナを使って発生した、いかなる損害についても責任を負いかねます。

使い方

起動

$ docker pull izayoi256/loanorlease
$ docker run --name loanorlease -e RPC_PASSWORD=somepassword -d izayoi256/loanorlease

ヘルプ

$ docker exec loanorlease loanorleased help

現在のブロック数を確認

$ docker exec loanorlease loanorleased getblockcount

ウォレットを暗号化する

$ docker exec loanorlease loanorleased encryptwallet <パスフレーズ>

ウォレットのロックを解除する

$ docker exec loanorlease loanorleased walletpassphrase <パスフレーズ> <解除秒数>

ロックの解除には秒数も必要。ずっと解除しておくにはcronを使う。
他に良い方法があれば教えて下さい。

ウォレットを再ロックする

$ docker exec loanorlease loanorleased walletlock

ウォレットのロック時間を延長する場合、一旦再ロックしてから解除する必要がある。

ステーキング状況を確認

$ docker exec loanorlease loanorleased getstakinginfo

ステーキング中は"staking"がtrueに、そうでない場合はfalseになります。
起動直後のブロック取得中や、ロック中はステーキングが行われません。

その他

オプションを指定する

$ docker run --rm izayoi256/loanorlease loanorleased --help
$ docker run -e RPC_PASSWORD=somepassword -d izayoi256/loanorlease -timeout=10000

ウォレットをマウントする

$ docker run -e RPC_PASSWORD=somepassword -v /path/to/wallet.dat:/root/.loanorlease/wallet.dat -d izayoi256/loanorlease

環境変数

RPC_PASSWORD

rpcpassword=${RPC_PASSWORD}の書式で、/root/.loanorlease/loanorlease.confに追記される。必須項目。

RPC_USER

rpcuser=${RPC_USER}の書式で、/root/.loanorlease/loanorlease.confに追記される。

TZ

デフォルトのタイムゾーンはUTC。日本標準時(JST)にする場合はAsia/Tokyoとする。