NISAの非課税期間恒久化は見送り？？('Д')

皆さん、おはようございます！@neko9です！！
FTXの破産やアマゾンの1万人解雇など不景気なニュースが続く中、日本唯一と言ってもいい、素晴らしいシステムであるNISAに暗雲が・・・('Д')

・5月に外遊先ロンドンでの講演で飛び出した岸田首相の発言
・首相はNISA制度の「抜本的拡充」を進めると明言
・制度を所管する金融庁も8月、NISAの恒久化や非課税枠拡大を盛り込んだ税制改正要望を提出
・9月、首相がニューヨーク証券取引所での講演でNISA制度拡充に改めて言及し、「恒久化が必須」と発言

こんな流れで恒久化が検討、推進されてきています。
では何故、暗雲なのかというとシステム開発に膨大な時間がかかるということが発覚したからだそうな・・・
※いや、それ常識的に最初に工数見積もるところだろ・・・

知り合いに金融系のシステム開発を請け負っているところがあるので多少知っているのですが、本来このような大規模なシステムに対してはウォータフォール型という開発方式が用いられます。
※簡単に言えば、前提を超しっかり決めて開発段階を1つずつ進めていく形

↓こんな感じのイメージです

この方式をとると人数が大量にかけられるので銀行のシステムなど大規模なシステムの改修に対応することができます。
その分当然、確認やマネジメントに相当な時間・コストがかかるのでちょっとやそっとでは始められないのです。
※少なくともプロジェクトを立ち上げてから終わるまで3年はかかるのが普通だと思います

で、今回のNISAの話はこれを各証券会社や金融機関へ先に依頼をかけているんだろうと勝手に思っていたのですが、どうやらそうではない模様・・・
しかもこの改修を証券・金融機関側が持つような形で進めていたようです。
※そりゃ誰もやらん・・・

それで出てきた代替案が「口座開設期間の恒久化」
いやいや、流石にそれはないでしょう・・・

どう見ても最近の増税は資産形成を後押しするものがあるから耐えられるよね？というニュアンスを含んで行っていた腹積もりのはずです。
これでは単純に生活が立ち行かなくなる人が増えるだけの最悪の状況になりかねません・・・

更にはファイナンシャルプランナーを後押ししていくことで、という話も出ているそうですがそれはベースの余剰資金が出来ないことには何も始まらないということを加味されているようには思えないですよね('ω')

本当に今回ばかりは現政権にがっかりさせられ続けますね・・・
あまりヘイトスピーチしたくはないのですが、こうまで適当だと流石に文句の一つも言いたくなります・・・

それでは皆さん、またお会いしましょう！
次はちょっと明るいニュースなんかがあるといいですね！"(-""-)"