ICO全体の主要な役割

in ico •  6 years ago 

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こんにちは!
世界中でICOとSTOを推進する最大の企業のPlatinum社のArtem Finkoです。弊社のチームは常に市場の変動に注目しているので、2019年にSTOやICOを実行、開発、宣伝、推進する方法は確実に理解しております。

確認事項は次のとおりです。
Platinum.fund

さらに、私たちのチームはオンライン教育のリーグにおけるユニークなプロジェクトの一部です。私たちはUBAIを、かつての理論を提供する無駄なオンラインプロジェクトの代替として作成しました。私たちの大学は、ブロックチェーン技術に関する最新のコースのリストを持っています。あなたはどのようにSTOとICOを売り込むか、あなた自身の会社を宣伝する方法と選ぶべきプラットフォームを学ぶことができます。

ICOの運営にはいつでも、どの地域でも適用される法律は何ですか?
答えを得るために記事を読む

“ICOの法律/規制

ICOのプロセスは、おそらくそれが革新的であるが故に、また非常に実用的であるが故に、資金調達手段として様々な法律的問題を引き起こしています。 このレッスンで取り組む問題を通じて、ICOという分野へ自信をもって参加できるようになるために必要な全ての知識得ることができるでしょう。

2018年までにヨーロッパ、アメリカ、アジアにおいて実施された90以上のICOによって調達された資金は総額15億USドル(約170億円)以上であり、つまりこれから学ぶ知識はそれだけの価値に関係するものなのです。

ICOに関連する組織や個人を認可する中央機関が存在しないため、法律や認証に関係する機関は、国家レベルでこの業界をどのように取り締まるかについて、日々増加する深刻な問題に直面しています。 従って、全くバラバラでしかも急速に変化している法的な環境において、ICO関係者は、実務的な理解と効果的な対応が求められています。

この業界において、投資家や他の参加者を保護するための効果的な規制がないために、ICOの資金調達に関連する政府機関は様々な疑問を持たれています。

ICの安全に関する最も大きな規制として一番有名な例は、2018年初頭に設定されました。 アメリカの証券取引委員会(SEC)は、ケースバイケースで連邦証券関連法(Federal Securities Law)が適用されるかもしれないと述べました。

多くの国々ではこのようなSECの方針に追従して、業界の規制をより慎重に、より厳しくする方向に舵を切り始めました。 しかし、明確な法規制の設定は、企業にとって自社のICOをどのように行えば良いのかが非常に明確になり、また投資家はより良い法的保護が受けられるようになりました。 効率的な規制が制定されたことは、総合的に見て、投資家の参加を確実に増やし、また様々なICOの実行を促進しました。

“法の管轄

ICOをどこで運営すべきか? これは、多くのスタートアップ企業にとって、重大な決断と難しい挑戦です。 場所というのは、そこに適用される法律が関係するからです。

例えば、あるドイツの企業にとって、初期の顧客がドイツ、イギリス、フランスにいた場合、顧客との契約もそれぞれの国家の商法に従った内容にしなければなりません。

従って、もしあなたがICOプロジェクトに参加しようとしているなら、初期にあなたのプロジェクトに参加してくれる投資家が住んでいる国の、契約に関連する法律についていくらかの調査をしなければなりませんし、また当然あなたが住んでいる国についても同様です。 用いる契約の言葉や条件は、含まれる全ての国家や地域の法に準拠しなければなりませんし、従ってそれぞれの国の法律家のアドバイスを受けるべきです。

ICOの規制や法律を遵守するために(あなたの役割が、アドバイザーであれ、一般メンバーであれ、あるいはコンサルタントであっても)それぞれの国家の関連法をしっかりと確認し、それがICOにどのように適用されるのかを理解しておくことはチーム全員の義務です。 事業に参加する全ての階層の人々と、間接的な関係者も含めて、チーム全員で法律と規制について話し合う機会を設けなければなりません。

“特定地域の法律

EU圏

欧州証券市場監督局 (The European Securities and Markets Authority: ESMA) は、最近はICOに対して非常に厳しい態度を取っており、ICOは投資家にとって非常にリスクが高いと宣言し、将来的にはICOを行おうとする企業に対して関連法規による何らかの安全基準を満たすよう要求される予定です。

このことは、ICOに対するアメリカの態度にEUも迎合しようとしていることを示唆しており、これは過去のEUの方針の大転換です。 これにより、最近は、ICOは許可される方針となりましたが、将来制定される厳しい規制にかなり影響を受けるでしょう。

アメリカ合衆国

米国は、経済面ではこの世で最もリベラルな国であると言っても過言では無いでしょう。 現在は、米国でのICOは当然許可されていますが、強い規制も課せられています。

ICOのルールは州ごとにとても大きな差があります。 全く規制が存在しない州もあれば、州内でのトランザクションと同額の保証金の積み立てを求める州、同額以上の積み立てを求める州、あるいはアルトコインの取扱いに従事する事業者に特別な認可を求める州まで様々です。

ICOはSECに登録されることが期待されており、またICOの定義をどうするかに関わらず、許可制になるかもしれないとも言われていますが、連邦レベルでは現在のところICOを特別に禁止する規則はありません。

アジア(日本、韓国、中国)

日本では、ICOは許可されています、しかし非常に厳しい規制に従わねばなりません。

中国と韓国では、さらに厳しくなっており、ICOは完全に禁止されています。 当局は、詐欺の横行を理由に挙げており、この法を破った場合は起訴される恐れがあります。
このような規制は、ICOを歓迎していない国から、ICOを行おうとする人々を歓迎し奨励しているシンガポールなどのICOフレンドリーな国家への、多くの関係者の逃避を招いています。

“証券の定義

証券とは、株式の持ち分や、あるいはトークンと結びついた財務的な利益のことを指しています。 ICOの全行程は法的に規定されていませんが、もしトークンを証券として売買するならば、ほとんどの国において証券取引法に直接的に違反することになります。

ハウィー事件で、アメリカ最高裁判所は、何が証券に該当し、なにが該当しないのかを規定するためのテストを作りました。 そのテストは、証券に当たるかどうかの書類上の要素を確認するよりも、その投資の趣旨についてより深く検証します。 その投資対象が、株式とか債券という名前を持っていなくとも、そのような性質を持っていたのならば証券と見做される可能性があります。 そして、ひとたび証券と見做されたならば、完全な登録と、完全な情報開示を求める法律が適用されます。

トークンが次の要素を持つ場合、証券と見做されます

・お金の投資でなければならない: 投資家は、一定額のお金を払わねばならない (あるいは明確な金銭価値を持つ他の資産を支払っている)。
・投資によって利益が得ることが想定される: 投資家は、彼等が投資した対象の事業から利益が得られることを想定している。
・共通の事業体へのお金の投資であること: 利益は、他者の努力によって作られ、配分されなければならない。 例: 出資金は、主に、あるいは完全に投資家のコントロールの外に置かれねばならない。 もし、投資家が利益の創出に大きく影響する命令を出せるならば、それはおそらく証券ではない。

“証券の定義
§2

ICOのモデルとトークンの利用方法が確定されたとき、そのトークンが証券として分類される可能性があるか、あるいは証券に非常に近い存在であると分類される危険があるかについて、法務責任者は最上級の注意を払わなければなりません。

証券関連の法律は、一般的に、複雑でわかりにくいものです。裁判所が異なれば、それが証券かどうかを見極めるためのテストもまた異なるかもしれません。 ICOチームは、どのような場合でも必ず、証券法の経験が豊富なアドバイザーによる指導を受けるべきです。

多くのICOにとっては、特にアメリカに居住する人物による投資を受けるべきではありません、何故ならばそのトークンが「証券」の解釈を与えられる可能性があるからです。

もし、SECが、そのICOのトークンを証券であると決定した場合、適用される法や規則が完全に変わってしまい、ICOチームは経営方針に適用される法律が変わるだけでなく、違法行為をしていると見做されて投獄され罰金を科される可能性も発生します。

既に述べたように、プロジェクトを実行する実質的な所在地をどこにするかは、チームにとって非常に重要な決断です。 誰からの投資を受けたいのか、製品の利用者は誰か、事業を行う地域の法執行機関の環境はどうかなどについて、予め理解しておかねばなりません。

最近の事件、法律の話題、そしてその国内での仮想通貨に関する議論などについて、現在起きていることに注意を払わねばなりません。 法律と規制の仕組みは今も絶えず変化していますし、仮想通貨世界では全てのことが非常に早く移り変わります。 誰も、不利益な法律が自分に適用されることを望んではいないはずです。

“契約の有効性の確認

契約の有効性のために、関係者は言葉の定義について全員が同意しておくべきです。 ほとんど書類においては、法的な効力を獲得するために署名をすることが求められます。 ICOでは、世界中から参加する投資家との契約書はデジタルな書類を用います。 では、一体どうやってデジタルデータで作られた契約書に関係者は署名をするのでしょうか?

契約書に法的効力を持たせるために必要な要件が何であるかは、それぞれの国に独自の法律がありますが、多くの国々で用いられている主要な方法は、

・契約に参加する全ての人が、契約書を読んで理解していなければならず、何らかの方法によってそのことが証明されなければなりません。

・契約の当事者全員は、契約の条件に積極的に同意していなければならず、その同意を現わす例としては、積極的な同意を示す旨を記した書類に署名することなどです。

契約業務の責任者は、法律的な諸問題から他のチームメンバーを守らなければなりません、しかし多くのICOプロジェクトにとっては専門家の助力を必要とする分野でもあります。 とりわけ、ICOが複数の国で行われる場合は、他国にいる側の相手及びその法律顧問と密接に連絡を取り合って、契約内容を精査することが重要です。 契約に参加する全員に対してその法的拘束力を確認し、また法的問題の罠と泥沼に嵌まらないよう確実を期してください。

“ICOの前に確認すべき事

あなたが、ICOの法務責任者であるならば、それは数あるチームのメンバーの仕事の中で、最も人気がある役割だとは言い難いでしょう。 セールスチームは投資家と強く関連したメンバーですし、マーケティングチームは確固たる目標を持って開発に関わり、仕事の成果も分かりやすいものです、しかし法務は、プロジェクトの裏方として考えられ、あるいは感じられるかもしれません。

法務担当の役割は、その企業が締結する全ての契約の、拘束力と強制力を確実に把握することです。 しかし、現実世界と同じように、どんなに入念な準備をしても、取引相手から再交渉を要求されたり、契約が破棄されたり、あるいは法執行機関と検察官が予想外の宣告をしたり、そういったあなたたちを混乱させる何かは常に起こりえます。

適切なデューデリジェンスを行い、常識的な手法を用い、合理的に特定の法的手続きを行う努力をすることによって、法の庇護を受けられる立場にチームを置くだけでなく、チームのICOが真面目に法的要件を満たす努力をしていることを世間に向けて示すことができるのです。

チェックリスト
・ICOトークンの本質とその目的を評価して決定する
・ICOの事業を展開する基本的な場所としてどの国を選ぶかを決定する
・どの国の居住者がICOに投資可能か、また製品の利用者はどの国の居住者かを確認する
・契約に参加する全員と契約が影響する全地域で契約内容が有効かどうかを確認する
・プロジェクトが法を遵守して実行されるようにプロジェクトが影響を受ける全ての地域の法律家を雇い話し合い、またそれぞれの法制度の管轄区域で専門家のアドバイスを得て、法の庇護の下で優位に事業を進められるよう計らう

“ICOのマーケティング / PR

企業戦略における法律の問題が片付いたならば、次の段階はICOの販売促進です。広大なデジタル世界では、伝統的なスタートアップに比べて、投資家の注意を引きつけることは非常に困難です。 ここからは、広告宣伝に関連する全ての要素を学びましょう。

基本的な真実として、投資家がいなければ、スタートアップの失敗は明白です。 企業とICOの成功は、どれだけ強くそれを売れるかと言うことにかかっています。

マーケティングとPRキャンペーンの詳細について論じる前に確認しておくべき大切なことがあります。それは、どんなに素晴らしいマーケティングであっても、その企業、ICO手法、あるいはチームの欠点や弱点を本質的に改善することはできないと言うことです。

さらには、ICOがひとたび一般人の確固たる注目を集めてしまえば、それ以降は企業の戦略やトークンマトリックスを大きく変更することはとても難しくなります。 マーケティングとPRの過程においてチームが行うことの全ては、広い市場全体からICOがどのように見られるべきかという物語を形作るのです。

ICOのマーケティングを行う前に考慮すべき事

何故、投資家達は、あなたのICOに投資するのか

投資家達の興味と動機について慎重に考えるべきです。

例えば、初期の投資家は、後に顕在化するかもしれない非常に大きなリスクを取ります。 従って、初期に参加する投資家は、リスクに見合う大きな利益を期待しています。

ボーナストークンは、初期投資家に対する報酬の1つとしてしばしば提供されます。 このトークンの配布は、財務面と事業開発面を考慮して決定されることが多いのですが、しかしマーケティングの戦略面からも非常に重要です。

“ICOのマーケティングを行う前に考慮すべき事
§2

安全優先

既に述べたような仮想通貨の法整備面の遅れによって、投資家はICOに対して通常の投資よりも不安を持っています。 マーケティングにおいてはこのことを常に念頭に置き、プロジェクトのトークンの安全性について十分な時間を取って説明すべきでしょう。

投資家の資金の安全を保証するためにエスクローウォレットを利用したり、ソフトキャップに調達額が届かなかったときのために安全に資金を返還する方法を準備しておきしょう。 これらの手法が確実に設定されていることを投資家にアピールするだけで、プロジェクトは信用を生みだすことができるのです。

チームへの関心

有名人の力は知っておくべきです。 企業は、プロモーションキャンペーンにセレブを使おうと考えるかもしれません。 ナイキがコマーシャルに多額のお金を払ってクリスティアーノ・ロナウドに出演してもらっているのは、正当な理由があるのです。 投資家や消費者は、セレブの支持をもつ商品対して前向きな反応を示すものです。

しかし、最近の状況においては、ICOにとって最も重要なことは、オールスターチームを作り上げることだと言えるでしょう。 それは投資家にとっても最も優先度の高い関心事項であり、何故ならばプロジェクトのロードマップを実行するのはチームメンバーだからです。


“ICOのマーケティングを行う前に考慮すべき事
§3

市場でチームを分かりやすく紹介し、最も効果的に光を当ててアピールすべきです。 以前のレッスンで紹介したように、適切なソーシャルメディアを用いてチームを宣伝し、不利益な情報や不正確な情報が広がらないよう留意しなければなりません。

マーケティング/PRの責任者は、他のチームメンバーと至近距離で協力しあう必要があります。 マーケティングの観点から他の様々な経営判断を考慮することは賢明なことです。 プロジェクトを売り出す能力は、ICOを成功させる秘訣であり、また企業の成功と同義です。

ICOプロジェクトのマーケティング / PRを見る目を養う

ICOを売り出すマーケティング担当者の能力は、企業の挑戦が成功するかどうかを決定づけるものであり、このことは十分に強調しなければ行けません。 全ての階層における全ての意思決定は、マーケティングの視点を考慮していなければなりません。

例えば、もし企業の持っているアイデアが、既に伝統的な市場と仮想通貨市場の両方で実施されているものであった場合、競合他社とどのような違いがあるのかを強調しなくてはなりません。 もし、単純に同じアイデアを当て嵌めただけならば、そして同じ宣伝手法を用いるだけならば、成功は訪れないでしょう。 たとえ自社の製品が競合他社よりも劣っていたとしても、そうしなければなりません。 さもなくば、投資家がトークンにお金を支払いたくなるような魅力的な提案はできません。

“ICOのマーケティングを行う前に考慮すべき事
§4

透明性の確保

説明責任を果たし、透明性を確保し、そして正直である必要があります。 投資家は、自分が苦労して稼いだお金でトークンを買い、その投資によって大きな利益が得られることを期待しています。 制御出来ないゴシップ、予告無しの変更は、投資家を神経質にさせます。

適切な企業統治と明確な対話は、自分の投資が賢く用いられていると投資家達に確信させ安心させます。 もし、マーケティング部門が、投資家とありのままに合理的に対話をすることができたならば、そこには投資家と企業の双方の利益にとって肯定的な関係が構築されるでしょう。

第一に、企業が投資家と明快で信頼できるコミュニケーションを確立しているのであれば、事業が上手くいっているときも、問題に直面しているときでも、投資家は落ち着いていられるでしょう。 第二に、投資家とプロジェクトの間に個人的でとても親密な関係を構築することができたなら、このような個人的な関わりはプロジェクトへの投資家による献身的な貢献を生むかもしれず、プロジェクトが躓いたときにも投資家がトークンを投げ売りすることに悩まされずに済むでしょう。 最後に、率直で正直なマーケティングによる対話は、物事が悪い方向へ向かって、署名した契約書通り進んでいないと投資家が気付いたときでも、投資家の怒りの蓄積によって事業が打ち壊されることはないかもしれません。 これらは、困難な時期に面倒な仕事に忙殺されたり、心配させられたりすることからチーム全体を救ってくれることでしょう。

“ICOのマーケティングをいつ始めるべきか

失敗するICOと成功するICOの違いは、しばしばマーケティング/PRの違いに起因します。 ならば、マーケティング/PR が上手く行くまで、プロジェクトの進行を遅らせるべきでしょうか? もちろんそれは間違いです!

ICOプロジェクトを市場に出す戦略を計画することは、一番に行わなければならないことのひとつです。 実際、一部の人々はマーケティングプランはプロジェクトそのものよりも重要であるとさえ言います。 そして、それは正しいかもしれませんし、あるいはマーケティング部門の傲慢な考え方なのかもしれません。

どんな状況であっても、事業戦略の成長と同時に、マーケティング戦略も合わせて構築し実行しなければなりません。

ICOのマーケティング戦略の主な要素

ここまでに論じたICOマーケティング戦略の主な要素については、心にしっかりと刻んでおいてください。 それぞれのマーケティングチーム、あるいは企業は、製品、投資家、経営陣の目標などに応じて、異なる方法の努力をしなければなりません。 しかし、これから紹介することもまた、ほとんど全てのICOにとって重要な項目です。

明確で簡潔な物語

これについては他の何よりもしっかりと説明しなければならないでしょう、何故ならばそれは絶対的に重大だからです。 プロジェクトが誕生した瞬間から、明確な物語を定義する必要があります。あなたの会社が何をするのか、あなたのチームがどのようにアイデアを提案するのか、そのアイデアは何故価値があるのか、そして何故あなたのチームはその戦略を実行するために最適なのか、これらのことを投資家に語らねばなりません。

誰に対してマーケティングを行うのか、彼等が何を求めているのか、いつそれを望むのか、どのようなモチベーションで行動しているのか、これらを確実に把握しなければなりません。

“ICOのマーケティング戦略の主な要素
§2

ソーシャル メディア マーケティング(SMM)

ここ数年でFacebook、Twitter、Googleが何故これほど強力な広告機構になったのかには、理由があります。 ソーシャルメディアは、ほぼ前例のない (ただし Live Sportsを除く) 影響力とマーケティングマトリックスを謳歌しています。

一方で、有力ソーシャルメディアを提供するほぼ全ての企業は、ほとんど全てのICO関連広告を完全に禁止しています。 一部の例外は、極めて厳格なチェック項目を満たしたICOのみであり、厳格なICOプラットフォーム上で明確で確実に組織されたプロジェクトだけを許可しています。

メディアのブログやRedditや、その他多くの国や企業の特別なソーシャルメディアネットワークは、ICOプロジェクトが潜在的な投資家達と直接コミュニケーションすることができる貴重な機会を与えてくれます。 ソーシャルメディアマーケティング戦略は、もちろんそれ単独ではなく、他のビジネスの要素、独自のウェブサイト、プレス発表、チームへのインタビュー、その他を組み合わせて用いられるべきです。

ご存知でしたか?

たとえ多くのソーシャルメディアで有料広告が禁止されていようとも、
参加する利用者を増やすことは、古典的な良いマーケティング戦略です
利用者の「リツイート」や「いいね」の投稿は、プロジェクトを勢いづけ、知名度を大きく向上させます。”
“ICOのマーケティング戦略の主な要素
§3

ビットコイントークとフォーラム
その名前で勘違いしてはいけません、ビットコイントーク(Bitcointalk.com)はビットコインだけを扱っているのではなく、実際には仮想通貨の討論が行われているウェブサイトの中で世界最大級です。

ビットコイントークのANNあるいはアナウンスメントのスレッドで新しいICOを発表することは、もはや伝統になりつつあります。 ここでは、当該企業の情報、トークンセールス、スケジュールなどの基本情報が配信されます。

各フォーラムでは、投資家や幅広いコミュニティーとの、オープンで建設的な議論が非常に活溌に行われています。 これらの前向きなコミュニケーションでは、企業の合法性を示したり、投資家がプロジェクトアイデアの実現性を検証したりできるので、プロジェクトチームはプレッシャーに尻込みすることもありません。

経験豊富なバウンティーハンターを雇う

バウンティー マネージャーは、バウンティーハンター(賞金稼ぎ)を管理する責任者です。 バウンティー マネージャーは、バウンティーハンターの仕事ぶりとトークンへの貢献度をチェックします。 バウンティーハンターは、マーケティング活動の一環に従事する人々で、またトークンセールスや投資家との関係構築にも関わります。

注意すべきこと…
バウンティー・マネージャーに選ばれる人は、豊富な経験を持っていることが絶対条件です。
多くのバウンティーハンターは、たいした仕事もせずに経験の少ないマネージャーから報酬をかすめ取ろうとし、投資家へのプロジェクトの宣伝にもあまり貢献しません。

“ICOのマーケティング戦略の主な要素
§4

オンラインコミュニティーの運営と管理
ここからは、仮想通貨世界でコミュニケーションアプリとして好まれている テレグラム(Telegram )について学びます。テレグラム内で独自チャンネルを運営することは、どのICOにとっても基本的なこと言えるでしょう。

理想的には、このチャンネル内での議論は、ポジティブで建設的であるべきです。 話題はその企業に関連することにのみ限定されているべきですが、末端の投資家の目から見たその会社の情報発信と支援の役に立つ事柄に関連していれば、何であれ話し合われるべきです。

ICOに関連したテレグラムチャンネルの一般的な利用方法

・企業の新しいアイデアや製品開発を宣伝する
・競合他社との差別化戦略を強調する
・コミュニティーとの建設的な対話を継続する
・チャンネルメンバーからの特定の質問に対して、チームメンバーの各専門分野の担当者が回答する

自社チャンネルに参加している一般ユーザーに対して、チームメンバーが紳士に対応すれば、そのチームはコミュニティーからの信頼が得られます。 チームメンバーが上手く対応すればするほど、PRキャンペーン全体の成功確率が上昇します。

“ICOのマーケティング戦略の主な要素
§5

事業の全性についての宣伝

セキュリティーは、最も重要な課題のひとつであり、全ての人々もニュースなどによってそのことを知っています。 誰もが自分自身と投資家をハッカーから守らねばなりません。 セキュリティーは全ての人が心に留めておかねばなりませんし、また自分の投資家に対して定期的に安全性を確認することを促し、常に最優先事項であると意識させねばなりません。

スマートコントラクトがリリースされる前にその確認のために、専門的な監査機関を雇うべきですし、KYC(顧客確認)を実施しプロジェクトをハッカーから守るために厳格に帳簿をチェックしなければなりません。これらの全ては、安全を確実にするだけでなく、投資家に安全性を示す効果があり、プロジェクトの信頼性をより高めることができるでしょう。

これは、難しいことではありません。 しかし、どれほどのプロジェクトが安全性を軽視しているかを知れば、皆きっと驚くに違いありません! 多くのプロジェクトが、事業と投資家から預かった資金の安全性を確保するために必要且つ利用可能なセキュリティーの手順に対して無頓着です。 それらの企業は、投資家に対しても実質的なセキュリティー管理手法を強調することはありません。

あなたのチームがどれほど良い仕事をしているか、どれほど誠実か、どれほど熟慮しているかを、強く売り込むことを推奨します、何故ならば全ての想像できるレベルにおいて、それは付加価値となってあなたの企業に利益を還元するからです。 これは、銀行員があなたの口座のお金を守る為にどれほど努力して働いているかを、あなたにいつも見せつけようとすることと同じです。 あなたが顧客のためにどれほど一生懸命働いているかを顧客に納得させれば、顧客満足度の向上に繋がります。

“ICOのマーケティング戦略の主な要素
§6

ICO追跡サイトで、自社のICOを発表する

ICOのイベントは常に企画されているので、事前に発表することは大切です。

発表は、有名なICOカレンダー、例えばICO Dropsとか、ICO Benchのようなウェブサービスに掲載すべきです。 Savvyの調査員は、新しく掲載されたプロジェクトの品質を定期的に評価しています。 このようなサービスをプロモーション戦略に組み込んで利用する事もできます。

ICOウェブサイトに掲載した後にリンクを広げる、被リンク獲得(リンクビルディング)の戦略も必要になってきます。 これは、アドバンスレッスンでもっと詳しく述べますが、特殊で専門性の高いマーケティング戦略のひとつです。 自分のICOキャンペーンの信頼性を示したり、グーグルやヤフーなどの検索エンジンでの表示ランキングが上位になるようにさせるために、非常に有効な手法なのです。

ICOの評価を高める

自社のプロジェクトがICO評価サイトに掲載されたなら、以降はそのサイトを注意深く確認しなければなりません、何故ならば評価やランクは固定されているものではなく、常に入れ替わるからです。
一般的に、掲載初期の評価は予備的な位置づけであり、プロジェクトが自ら提供しているウェブサイトなどの情報をベースにしています。 例えば、もし、チームが明確な情報発信を怠っていたために最初に与えられた点数が低かったならば、その問題を慎重に検討して直ちに情報の更新を行うべきです。

もし、チームがICO評価サイトで高得点を得たならば、投資家をプロジェクトに引きつける非常に有効で確実な宣伝材料となるでしょう。

“ICOのマーケティング戦略の主な要素
§7

外部協力者の利用

潜在的な投資家に対して、自社のICOを売り込む手助けをしてくれる特別な組織があります。 彼等は、売り込むのが難しい投資家に対しても効果的に宣伝できたり、あるいは難しいICOの内容を十分に伝える方法など、特別なマーケティング戦略を実行することができます。 これらの組織は、ブロックチェーンビジネスのスタートアップ企業にとって急激に変化していく情勢の一部です。

しばしば、彼等はファンドマネージャー、大口投資家、社会的影響力の強い人達との強いコネクションを持っています。

彼等は、ICOの全行程でマーケティングを支援する事ができ、彼等の仕事が終わった時点で契約終了とするか、あるいはICOが成功した後に契約を解除することもできます。 また、特別なマーケティング活動だけに彼等を利用することもできます。 チームのマーケティング担当者は、マーケティングの全てを管理せねばならず、 ほとんどのICOにおいては膨大なルーチンワークの処理が必要です。 彼等のような専門家の能力を利用することで、ICOのマーケティングキャンペーン全体の効果が劇的に改善するでしょう。

彼等は市場を分析し、競合を調査し、自社にとって最適な独自キャンペーンの方法を確立します。 彼等は、企業に合わせた提案ができます。 彼等が提供する最高レベルの経験は貴重な戦力になりますし、非常に深い専門知識と能力を活用することもできます。 しかし、彼等のこのような専門能力は非常に高価であるのもまた事実であり、従って彼等を利用するときは、目的を正しく設定して慎重に依頼すべきです。

“ICOのセールスと会計

ICOの究極的な目的は、製品の販売を通じて資本を増やすことであり、この場合の製品とはユーティリティートークンです。 ここまでの学習でICOをどのように売出すかは十分に学んだので、次は実際にどのようにトークンを売るのかを共に学びましょう。 言い換えれば、あなたがこれまで宣伝してきたトークンを、投資家に買ってもらうステップへと移っていきます。

このパートでは、ICOの販売を牽引するという観点から学び、またプロジェクトが投資家から集めた資金を効果的に管理する、会計の観点も合わせて学んでいきます。

チームの最初の役割、とりわけセールスチームの機能は、投資家と良好様な関係を築き、そしてトークンを投資家に「売る」ことです。

概して、トークンを販売するには大きく2つの方法があります。
1. プレセール ICO
2. 一般公募ICO

プレセールICO

これは「プレICO」とも呼ばれ、公に不特定多数に対して投資を募る前に、選ばれた投資家(おそらく、家族や友達など)にトークンを私的に販売します。

プライベートなプレセールスでは、一般的に、プロジェクトの提案をした仮想通貨のファンド、例えばVC(ベンチャーキャピタル)やエンジェル投資家に対して、創設者やアドバイザーが実施します。 比較的多額のお金が調達され、このお金を用いて、その後のプレICOマーケティングキャンペーンなどが実施されます。

限定的な少数の投資家に対して、効果的なマーケットをひとつ選び、Hype PRを試すことができます。 もし、プロジェクトが1~2百万ドル(1~2億円程度)を調達できたなら、自信を持ってもっと広範囲に、世界規模のキャンペーンを打って、異なる言語を用い、影響力の強いPRを行う事ができるでしょう。

“ICOプレセールスの不利益

ICOのプレセールスの残念な欠点のひとつは、トークンが取引所に上場されるとすぐに初期投資家がダンプを試みることです。

彼等は、ICOが上場されたとき、上場価格と同額で売り払うことを望みます、何故ならば彼等は割引によってICO価格よりも低下でトークンを購入しているので、上場価格で売っても十分利益が出せるのです。しかしながら、市場でのトークン価格は強い売り圧力を下がりがちになります。 しかしこのことは、必ずしも悪いことだけではありません、トークンが売られることによって市場で流通するトークン量が増えて、ICOプロジェクトが必要とする流動性を得られるからです。

公募ICO

パブリックICO、つまり不特定多数に対して公開の場で投資を募る公募形式のICOでは、一般人に向けて募集されトークンが販売されます。 このときが、ICOが「世に出る」ときです。 通常、全トークンの内の一定の割合が一般に売出されます。 公募ICO中に投資家がトークンをトレードすることもできます。

ICOセールスにおいて、この時期が最も気を使う時期です。 投資家、チーム、そしてプロジェクトの全てを挙げてこのICOセールスを支援するべきときです。 成功したならば、プロジェクトが終わるときまで、ビジネスを長期間運営することが容易になります。

後のアドバンスコースでは、セールスの全行程を通して、もう少し詳細に必要不可欠な項目を学びます。

“ICO企業の会計

どのようなベンチャービジネスであろうとも、その目的はお金を稼ぐことであり、利益を得ることであるのは真実です。しかし、ICOプレセールスとICOの公募によって調達したお金は利益ではありません、これはプロジェクトのためのお金なのです。

ほとんどの事例で、利益はかなり後にならないと生み出されません。
もし、あなたが多額の調達された資金を手元にも持っているなら、多角化は一般的に良いアイデアです。 調達した仮想通貨のおよそ三分の二をETFやインデックスファンドに変えて、分散させることで価値の安定を担保できます。

ICOで調達した資金は、事業運営の生命線です。 仮想通貨のフラッシュクラッシュは、企業にとって致命的な事態をもたらすかもしれません。 経営者は、給料や経費を支払うための流動性資産として現金や仮想通貨を十分用意しておかねばなりません。
後のアドバンスコースでは、会計の機能についてもっと詳しく学ぶことになります

ICOのマネジメント

ICOキャンペーンを成功させるためには、慎重で規律正しい経営が必要です。

事業が計画されたときから、チームのために、マーケティングのために、資金調達のために、そしてトークンのセールスのために、全てが効果的に管理されていなければなりません。

“ICOの成功のための重要項目な管理項目

強いチームを作る
チームは常に、技術的な要求水準を基に、プロジェクトの基本ビジョンと理論を反映して構成されていなければなりません。 プロジェクトによって作られた企業文化の中で、共に働き快適に過ごせるようなチームを作るべきですが、これはチームメンバー同士がベストフレンドであるということではなく、また全員がそれぞれの専門領域で最高の人材である必要もありません。 チームメンバーに必要なことは、問題を解決し、素晴らしい品質の製品を作り出すために、共に働く能力があることです。

必要な専門家を雇う
ICOスタートアップ企業というものは、ほとんどがそうであるように、僅かな資金と大きな夢を持っており、それは他の分野のベンチャー企業となんら変わりません。 従って、経営者は、プロジェクトの価値のために明確に必要もののためだけにお金を賢く使わなければなりません。

必要なものにはお金を使うべきですが、その価値を慎重に見極めましょう。

最重要課題のコミュニティー運営
先に述べましたが、もう一度ここで強調しておきたいことは、ICO企業にとってコミュニティーと投資家は初期からの参加者ですが、決して物言わぬ協力者ではない、ということです。 経営者の役割のひとつとして、他のチームメンバーを気遣うのと少なくとも同程度に、テレグラムのチャンネルに気を配るべきです。

テレグラムで、参加者から質問や疑問が投げかけられたならば、その質問の真の意図が何であるかにかかわらず、直ちに丁寧に、チームの誰かが回答するよう常にチャンネルを管理してください。 投資家は企業の全てであり、彼等に相応しい扱いをしなければ行けません。

“著名な外部のICOコンサルタント

最後に、仮想通貨世界で実際の業務に携わる人のために、例としていくつかの企業を記しておきます。 あなたが、ICOプロジェクトにおいてどのような役割を持っているのかにかかわらず、あるいはプロジェクト全体の視点からでも、これらのコンサル企業はあなたのプロジェクトのために素晴らしい価値を提供してくれることでしょう。

クラウドクリエイト(Crowdcreate)
デジタル市場においては、クラウドクリエイト社はクラウドファンディングのスペシャリストであり、35以上のICOのサポートを行っています。 クラウドクリエイト社は確かな実績を持ち、全ての工程で役に立つサポートを提供してくれる企業であり、実際に彼等は既に3500万ドル以上の資金を調達しています。

Crynet
Crynetは3つの大陸で、ICOとブロックチェーン関連ビジネスにサポートを提供しています。 彼等のサービスには、多国間の法律関連業務、ブロックチェーン開発、ブロックチェーン技術サポート、仮想通貨支払いと送金、ブロックチェーン関連の人材事業、アドバイス業務、SMM等が含まれます。

Anchor Point Marketing
Anchor Point Marketing 社は、プロジェクトに相応しい注目を集めるためのプロモーションなどを行います。 ICOのPRでも宣伝でも、Anchor Point Marketingは、ICOの初期からICO後まで全ての分野のサービスを提供しています。 プロモーションならば、どのようなニーズであっても直ちに十分なサポートが得られるでしょう。
中級コースの全レッスンを読んだ後は、ICOの宣伝、マーケティング、そして最終的にはICOの管理に関する役立つヒントを入手できます。
https://bit.ly/2VFKbzS

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