【悩んでる時のモチベ】海外見てから思う日本人の寛容性の無さよ。陰湿なイジメ・留学反対される=人の人生に文句を言う日本人

in japan •  7 years ago 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180124-00010001-newsweek-int&p=1

精神科医に聞く、日本社会から「寛容さ」が失われている理由

専門である精神疾患を題材とした多くの著作を持ち、『他人を非難してばかりいる人たち――バッシング・いじめ・ネット私刑』(幻冬舎新書)では精神科医の視点から不寛容な日本社会に切り込んだ、昭和大学医学部の岩波明教授に話を聞いた

「多民族で構成され、さまざまな価値観と触れ合う欧米諸国と違って、ほぼ単一の民族で構成され、比較的同質的な集団の中で育っていく日本では、思考や価値観が似たものとなり、そこから外れた異質な存在を排除する傾向にあります」

つまり不寛容さは、日本特有の「同質性社会」が大きな原因ということ。学校であれ会社であれ、中心人物の意見を無条件に尊重し、それに合わせた言動が暗黙的に求められる。価値観を共有するその集団の中で異を唱えれば、「空気が読めないヤツ」と排除されてしまうのだ。

しかし、となれば日本人が不寛容なのは、生来の気質と言えるのではないか。

「環境でしょうね。帰国子女の例のように、日本人でも海外で教育を受ければ外国人のような価値観が育まれます。ヨーロッパの小学校では、その多くが1クラス20人程度で、文化や個性を尊重した個別教育が施される。対して日本は約40人とその倍。個人にきめ細かく対応することは不可能であり、結果、同質性を育むような教育にならざるを得ない」

日本の民族構成や教育制度が不寛容さを生む原因というのは納得できる。理解できないのは、時にターゲットの住所や顔写真まで晒してしまう「ネット私刑(リンチ)」を含む、度を越したバッシングだ。岩波教授はそれを「現代人の心の歪みも要因の1つ」と語る。

「自分はこんなに優秀なのに、現実の社会では誰からも認められていない――そんな鬱屈した想いや嫉妬心が折り重なり、ターゲットへの執拗なバッシングという形で発露している面もあるのではないか。また、価値観の同一性により攻撃対象も同一になりやすく、ターゲットへの一斉攻撃となりがちです」

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