コンドラチェフ循環と人口問題
まず、不況の原因を考えます。
「人口論」では、「戦争やブラック労働は、人口増加に資源供給が追い付かなくなった時に起きる口減らし」と書かれています。
そして、ここからは筆者独自の考えです。
経済では、70年単位のコンドラチェフ循環という技術革新による景気循環があります。
その景気循環では、前半の景気が良い時に、経済力が上がり、養える子供の数が増えるので、産まれる子供の数が増加します。
そして、後半の景気が悪い時に、経済力が下がり、養える子供の数が減少するので、産まれる子供の数が自然に減少していきます。
そして、前半の景気が良い時に増えすぎた人口を、後半の景気が悪い時に養えなくなり、ブラック労働や戦争が起きて口減らしが発生します。
それが、「不況」の正体だと筆者は考えます。
人類という猿の一種が、餌が豊富な時期に後先考えずに繁殖しすぎてしまい、餌が減少する時期になって、苦しんでいるのだと筆者は考えます。
一人っ子政策
中国の一人っ子政策は、上記のコンドラチェフ循環による人口問題を解決するために行われたのだと、筆者は考えています。
最近、中国が一人っ子政策を廃止したのは、一人っ子政策の失敗ではなく、コンドラチェフ循環の後半の景気が悪い時期になり、人口が自然減少し始めたからでしょう。
一人っ子政策は、人権侵害だと言われますが、将来の人口問題による人権侵害を予防するための、極めて人道的な政策だと筆者は考えています。
そして、日本も、一人っ子政策を、高度成長期といった景気が良い時期に実施して人口を抑制すべきでした。
そうすれば、高齢者人口がもう少し少なくなり、日本の若者世代への負担が、軽めになった事でしょう。
まとめると、経済政策としては、コンドラチェフ循環の
・前半の景気が良い時期に一人っ子政策を実施して人口を抑制
・後半の景気が悪い時期に子育て支援策を拡充する
といった対処法になります。
日本も、次のコンドラチェフ循環の前半には、一人っ子政策を実施すべきです。
なるほどコンドラチェフ循環の前半に、よくよく対策を取るべきだったんですね。そういう考え方も必要ですね。
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