死後の4つのステップ【臨死体験の記録から】

in japanese •  6 years ago 

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個人的な数度の臨死体験で理解した4つの段階を書いてみます。
あくまでも「臨死体験」なので本当に死んだ訳ではないので参考程度でご覧ください。

死後のステップとして、4段階の意識の層があります。言葉で説明すれば下記の通りです。

1.肉体の領域

この領域では、生前(現実)の体が持っていた恐怖や葛藤が表れてきます。もし後悔があれば、「あの時こうしたらどうなったか?」とかの想念に包まれたり、怒りを持っていれば、怒りの世界の中をループして味わったりします。これはエゴ(自我意識)の戦略のようで、死への恐怖が生前の想いを使って元の状態に戻ろうとしているようなイメージです。恐怖や葛藤、不安、後悔があると、その世界の中で囚われたり、真っ暗な世界を味わったり、悪夢を見続けているような状態になることがあります。

2.概念の領域

肉体の領域を超えると、概念の領域に入ります。ここでは、生前の趣味嗜好や想いや興味、価値観や信念が投影される意識の状態です。もし誰かに会いたいと思えば、その人がリアルに現れたり、ファッションに生前興味があれば、ファッションの概念が表れたり・・・日本の概念である「三途の川」も作ることもできますし、転生などの概念もここで味わえます。どんな想いを持っているかが表現される意識領域です。

3.エネルギーの領域

概念の領域を超えると、徐々にエゴ意識が緩くなってきます。もはや概念の領域にあったようなストーリーは無く、ただ音、形、模様、色、幾何学というような抽象的な世界を味わいます。もはや意味がありません。ただただ美しいという表現になるかもしれません。他者や自分という概念もありません。モノとの境界線もありません。概念の領域で例えば、他界した存在と出会うとすれば、その存在自体が私になります。境界線が無くなってきて、最終的には一つの点・光というシンプルになっていきます。

4.源の領域

エネルギーの領域を超えると、源に意識は統合されます。例えば、自分が一滴の水滴だとすれば、大海の中に溶け込むイメージです。何もありません。意識そのものに包み込まれているようなイメージです。言葉も無いし、モノも無いし、私や他者もありません。全てが一つになっているようなイメージです。ただ、全ての森羅万象を生み出す衝動があります。なので、言葉で言えば、「何も無いけど、全て在る」という状態です。映画館の映写機そのものになったような印象です。衝動がフィルムというイメージです。


私は、結局この衝動に従って、この世界に戻ってきましたので、本当に死んだらどうなるかは分かりません。ただ、体験から言えば、源の中に包み込まれて終わりかもしれませんし、この世界そのものが誰かが思考している世界かもしれませんし、バーチャルリアリティのシステムが創造しているような世界かもしれません。いずれは分かる事なので、今はここで生きることが人生への答えでした。

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