BTCUSDの日足です。
予想通り青色の中期移動平均線にタッチ(下向き赤色太矢印)した後、反発して下げに転じました。
ここまではテクニカル通りですが、昨日の取引所のニュースとマウントゴックスのBTC出金ニュースでファンダメンタル要素に強みが増し、チャートは引きずられるように下がりました。
では、次の展開として望ましいのはどういう状況か、です。
個人的には、右下へ向いている赤色矢印に沿って下がり、オレンジ色の点線で表示されている抵抗線で反発後、右上に向いている緑矢印に沿って進むという流れです。
しかし、ネガティブな状況が続けば、さらに下で待っている1年移動平均線(上向き緑色太矢印)に再度タッチし上げてくるチャートを描くと予想しています。
理由は、2017年10~11月のもみ合い相場のラインであり、先月の前半に反転した(上げに転じた)相場のラインでもあるからです。
また、下記のように、5月23~26日の間(青色縦線で挟まれている機関)の雲が薄い箇所を上に抜けてほしいところです。
テクニカルは株でも為替でも暗号通貨でも、過去の結果の積み重ねから算出される結果ですが、全てにおいていえるのは、テクニカル以上にファンダメンタルに相場は左右されるという事は、覚えてよろしいかと思います。
よって、ニュースがないときに下げた相場は、資金を持った仕手が仕掛けていると予測されますので、一喜一憂して売買しないほうが無難だと考えます。
それとは逆に、明確なニュースの下で相場が動いたときは、その流れに注目して、資産を動かすことも必要だと考えています。ただ、昨年の前半までは、新しい取引所へ上場すると大きく買われる傾向もあり、現在もそれに変わりはありませんが、今年に入っては、上場のニュースが流れ上がったとしても、すぐに以前から持っていた一部の投資家が売り(利益確定の売り)に来るので、結果、元のチャートに戻る傾向が強いとも感じています。
是非、明確なルールをご自身で作り、精神的に負担のない範囲でトレードを楽しんで頂けたら嬉しいです。
Good luck !