リフレーミングの力 〜ラベルを変えるだけで見方は変わる〜

in japanese •  7 years ago  (edited)

最近、田舎での地方活動が多くなっているのですが、その中でリフレーミングという観点からものを捉えてる事に面白さがあるのではないかと考えています。

例えば、皆さんはセルフサービスで食べ物を好きなように取って食べる食事スタイルのことを何と呼びますか?
恐らく、①バイキング もしくは ②ビュッフェ という回答が大半を占めるかと思います。

あくまで私の感覚ですが、10年以上前はバイキングという呼称が一般的だったと思いますが、最近はビュッフェスタイルという言葉の方が優位になっているように感じます。

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いつから呼称が変わっていったのかは定かではありませんが、思うにこれもリフレーミングの力が働いている事例の1つだと思います。

バイキングという呼称は大衆的で若干粗野な食べ放題イメージがある一方、ビュッフェスタイルという呼称は上品で洗練されたイメージが付いているように思います。(この感じ方は個人差があると思います)

同様に、私が生きてきた中でも機能的には概ね同じだが、若い人向けにカスタマイズしたり機能を少し追加したり、或いは全く同じものを違う呼称で呼ぶだけでリフレーミングされたものは結構あるように思います。

◆ランニングシャツ → タンクトップ
◆シミーズ → キャミソール
◆ズボン → パンツ・ボトムス
◆スパゲティ → パスタ
◆喫茶店 → カフェ
◆若づくり → アンチエイジング
◆分け合う → シェア

人によっては「これは違うでしょう」と思うものもあるかもしれませんが、個人の感覚としては上に挙げたものは【気づいたら呼び方が変わっていたもの】だと感じています。

(ほぼ)同じものだとしても人間の脳はリフレーミングされたものに対して再認識として価値観を上書きする事ができる特性を持っていると思います。(逆に言えば、それだけ日頃私たちが持っている価値観はあやふやなものということでもあると思います。)

最近はこのリフレーミングによる価値転換で、田舎発信で面白い事が色々できないものかな〜と考えたりしています。
例えば、田舎という言葉について自然と景観豊かな日本の地域を『Inaka』という呼称で海外向けに宣言してしまってもいいし、日本人に『いい仲』を紡ぐコミュニティとして再定義してもいいかもしれません。或いは新しい造語を作って定義してもいいと思います。

まだまだ良い例を提示するには知恵足らずですが、日本の地方にはまだまだ大きな可能性があると感じているので、もっと汗をかいて知恵を出してワクワクする取組をしていきたいと思います。

自分の頭の整理としてSteemit記事を利用させて頂きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

😀Have a nice day😀

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