これは私自身も経験があるのですが、「新しい事に挑戦しろ」と言う号令がかかり、実際に新しい事に挑戦しても報われない事が、他社の方とお話していても、けっこうあるように感じます。

「新しい事」という以上、今やっている仕事とは違う事をする事が当たり前なのですが、実際にチャレンジし始めると

「それは我々の仕事とは関係ない」
「そんな事をやっても意味がない」

といった手合いの事を言われてしまい、
協力者を得られない・仮に上手くいったとしても成果として認められない という事があります。

この状態はなかなか辛いものがあり、企画を進めていても孤独感や絶望感に包まれた状態で頑張らなくてはなりません。また、上手くいったとしても正当に評価されない事についても憤りや虚しさを感じることもあるでしょう。そして、この状態が改善されなければ、その後新たなチャレンジするモチベーションは枯れてしまい、何も新しい事にチャレンジできない集団化が進みます。

ほかの問題もそうなのですが、これを個人レベルで解決する事は難しいものがあります。

考え方の１つとして、
他者からの評価より自分自身が与える評価を大切にする
という事が挙げられるかもしれません。

会社から成果として認められなくても、
そのプロジェクトによって幸せにした人たちに目を向ける
これまで得られなかった経験できた事に目を向ける
挑戦しなければ出会えなかった人たちとの関係を大切にする など。

ちなみに、私が似たような状態になった時には岡本太郎氏の「孤独がきみを強くする」という本に大いに励まされました。

一部、抜粋させて頂くと
孤独はただの寂しさじゃない。人間が強烈に生きるバネだ
寂しいということは生きがいを見つける素晴らしいきっかけであり、エネルギーだと思えば、勇気が湧いてくるだろう。
人間が生きる上で本当に大切なのは、己を貫く事である

歴史上偉人とされる人の中にも、ゴッホや孔氏など、生きている間に報われる事なく生涯を終えた人々がいると思いますが、彼らが孤独の中でモチベーションを失っていたら、後生の偉大な蹄跡を残すこともなかったでしょう。

見た目が敗者だとしても、チャレンジを辞めてしまう事が本当の敗者である という事は、個人的にも大切にしようと思っているところです。

今日は金曜日、皆さんステキな週末をお過ごしください。

😀Have a nice day😀