今回紹介するのはGameCredicts(以下GMC)です。
ゲームに特化したと書きましたが、主にはゲームの中でアイテムやアクション等を購入したり、交換するのに用いられたり、もちろんユーザー間での取引にも使えます。また、現実世界での決済も想定しているようです。
基本的にはbitcoinに近い仕組みを応用して作られていますがそこに様々な機能を追加して、ゲームに特化した仕様になっています。例えばAPIが公開されていてゲームの運営者はそこまでの労力を必要とせずに、自分のゲームに決済機能を付けることができます。プレイヤー側ではGMCを使っているゲームならばコインが余ったとしてもほかのゲームに使えます。また、初期にGMCに参加するゲームデベロッパーにGMCを配布するそうです。そのほかにもGMCの開発会社自体がゲームをいくつか開発してGMCの有用性をアピールするキャンペーンもあります。個人的にはbitcoin同様、GoogleやAppleと違いゲームの課金にバカ高い手数料がかからない事がとても魅力的に思います。また、いままでゲームはプレイして終わりだったものがアイテムを売却したり、逆に取引したりして利益が出せるのは面白いです。しかし、GMCを賭けてゲームで対戦するというギャンブル要素も含んでいるので日本での利用が今後どうなるか気になるところではあります。