イメージ。
ややこしい怪物のよう。
要は勝手な思い込み。ガチ主観。
でもね、客観視しないとね間違えてしまうのね、これホント。
初めまして。
南の島に住んでいるので、地元の人に教えてもらった生活の知恵みたいのとか普段の暮らしぶり、人と関わる事によって生じる小話なんかをお届けしようと思っています。
イラストはタイにいる友人が描いた、ヤクザとはなんぞやということをタイの人々に紹介するというものです。昔と今を比べて、なんというかその特色を際立たせてイメージを膨らませてもらおうとしているのかな。東京に住んでいるヤクザの友人への質疑応答があるので、さっそく見てみましょう。
Q: その髪型はアフリカンスタイルですか? それはヤクザ特有の髪型ですか?
A: これはパンチパーマっちゅーんじゃ。パンチにしてるとよタフで男らしい気分になるからな。カッコいいだろ?
Q: 普段からそのような白いスーツを着ているのですか? それとも今日は特別な日?
A: 白ってのはよ、漢を清潔に見せるんじゃい。
Q: どうしていつもサングラスをかけているのですか?
A: 鋭い眼つきを隠さねーとな。それにどこ見てるかわかんねーだろ。
Q: シルクのシャツは好きですか?
A: 絹のシャツはよ、気持ちがいいんだよなぁ。ちゃんねーの肌みてーにな。
Q: どうして金をつけるのがすきまんですか?
A: 金がなかったら、戦争は起きねーんじゃ。ノーゴールドノーウオーじゃ。覚えとけ!
Q: 木刀を使うことは日常的にありますか? あるとしたら何の為にですか?
A: こいつはただのオモチャ。遊ぶために決まってんだろ。
Q: どうしてクロコダイル革の靴をはいているのですか?
A: ワニと歩くのが好きなんじゃい。
Q: どうして常にシガレットを吸っているのですか?
A: 俺は火を吐く龍じゃ! 知らんのか。
ここで一旦終了です。ありがとうございました。彼のワイフにフォーカスしてみましょう。
Q: そのネックレスのダイアモンドは何カラットですか?
A: 1カラット。アフリカンダイヤよ。10回目の結婚記念日に貰ったの。
Q: その髪の色は生まれた時からのものですか?
A: 地毛の色は黒。薄い茶色にすると顔が輝いて見えるからしてるのよ。
Q: いま着ている服はどこで手に入れましたか?
A: オーダーメイドの服しか持ってないの。私だけの一点物よ。専属のデザイナーを雇ってるから大してかからないわ。
Q: 普段はどのような靴を履いていますか?
A: ハイヒールかピンヒールしか持ってないわ。主人が背の高い女が好きなのよね。
Q: ハズバンドがヤクザというのは、なんというか、どのような気持ちでいられますか?
A: 常に心配してるわ。だから、いつも神様にお祈りして守ってあげてくださいって頼んでるの。
どうもありがとうございました。最後の質問です。締めていただけますか?
Q: どうしてヤクザになろうと思ったのですか?
A: 俺はただ、俺のルールを描きたいだけじゃ。
実際僕もどこまで知っているかといったら、まるでわかってないというしかない。ツッコミどころ満載だけど、これなら良い方なのかも、イメージとしては?
皆さんはどうですか笑