バーテンダーだった頃の話。

in japanese •  6 years ago  (edited)

今ALISを開いたらトークン貰えてた・・・。そういや配布するって言ってたなぁ。思っていたよりトークン配布が早くてびっくりしました!

steemitでも書きたいネタがあり過ぎて、更新追いつかないなと思っていたのでやっぱり重い腰を上げてALISを更新しよう。


ということで更新しました!!(笑)

星読み×BTCFXトレード 4/24-25

読んで下さると嬉しいです!



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今回は、少し昔話を・・・。

自己紹介の際にチラッとお話しましたが、私は5年間バーテンダーとして働いていました。主に働いていた界隈は、北新地となんばです。

北新地で30年の老舗オーセンティックバーで3年ほど新人時代を過ごし、残りの2年はなんばのホテルバーで過ごしました。

※画像はイメージです。


北新地は今ではリーズナブルなお店がたくさんありますが、一昔前は「大人の社交場」として、大企業の社長さんとかお医者さんとか力士さんとかがお酒やお姉さん達と戯れる場所でした。まだ名残はありますが、若者の酒離れや不況の煽りで、昔ほど人通りは多くありません。

私の感覚で言うと、「昔の栄光を捨て切れない街」というイメージでしょうか。


バーテンダーの世界って完全なる「男社会」ですので、私が女だろうと関係なく男性と同じ分だけの仕事量があります。体力がどうしても追いつかないので(加えて私は小柄ですので)体調をしょっちゅう崩していました。

見た目は華やかなバーテンダーですが、お客さんから見える部分は一部分で、普段は非常に泥臭い仕事しかしていません。お店の掃除・料理の仕込み・買い物・洗い物、新人の仕事はこれだけです。


老舗バーは、ルールが非常に厳しく、分刻みでスケジュールをこなさなければなりません。オープンは18時からですが開店作業は15時から既に始まっていました。開店までに上記を一通り終わらせて、開店中はお客さんとの会話からオーダー、配膳などバーテンダーというよりはウェイトレス(ウェイター)に近い仕事です。


当然、お客さんに薦められてお酒を飲むこともあります。ソーダ割で飲めるならまだマシですが、「ウィスキーの味を知らねばならない」ということでストレートで飲まされることが多かったです。1杯1万円のウィスキーなんかもあって、そんなの新人に飲ませたところで価値が分かるはずもなく(笑)ただただ飲むのが苦痛だっただけでした。


そして、決して酔わないで(酔ってるけど態度に出さないで)仕事を終わらせる必要があります。

マスターバーテンダーの動きからお客さんの動きから、アンテナを張る場所はたくさんあるので、酔いたくても酔えないというのが本音ですね。


お店は大体朝の4時頃閉店しますが、お客さんが帰らなければ延々と付き合う羽目になるので、朝6時頃までということもありました。それから片付け、賄いを食べる(営業中は忙しければほとんど食べられない)、お酒の勉強時間を経て帰宅します。


睡眠時間も言うほど取れず(私はロングスリーパーだったので)、実働時間も昼夜逆転、これを週6日でやっていました。下手したらカレンダーの都合で14日連勤とかあったわけで。


よくこの生活を鬱状態から出来たものだと今更ながら思います。とても自分の人生とは思えない(笑)自分なんてどうでもいいや、と半ば投げやりだったのがここまで無茶をさせても平気でいられたのだろうか。


これはバー業界の中で厳しい方のお店なので、もっと効率的で楽なお店もありますよ。昔ながらのやり方をずっと続けているお店だったので。それがまた風情だと思う人達もいるし、先輩達はその「伝統」を誇りに思っていたわけなので。


自分の時間を持つことはほぼ皆無で、いい加減少しはカクテルを作ってみたいなという想いから、なんばのホテルバーに移りました。

ちょうど即戦力を求められていたので、3ヶ月くらいでメインバーテンダーを務めさせて頂いていたのかな?写真はホテルバーの頃のものです。


アルバイトでしたし(北新地は社員)シフト制だったので、十分休みはありましたから、凄く精神的には楽でした。年齢は全員年下だったけど若い男の子達がレシピなど一生懸命考えていて、最初はよく喧嘩を売られたもののwその輪に私を加えてくれたので、対等に色んな話が出来るようになって、私を慕ってくれる後輩も出来たりして、凄くこの2年間は楽しかったです。


お客さんやホテルの総支配人(元ホテルバーテンダー)にも評価して頂いて、カクテルレシピも何十通り作ったのでしょうか・・・覚えてないw

忙しい時間は200杯くらいのオーダーを捌き続けたり(もちろん1人ではない)、やりがいありましたね。


でもやっぱり男社会の中に女性がいると、それだけで目立ちますし、お客さんの中にはホステスさんと区別つかない人もいて、セクハラだってなかったわけではないです・・・。お酒入ってるんですからね。そこをきちんと守ってくれる上司だったら申し分なかったなぁ・・・。


上司曰く、「男性からそういう目で見られてるってことは女性として勲章だと思うべきなんじゃないの?」って言われた時には、さすがに殺意沸きましたけどww

当時は夜中にしょっちゅう出歩くので、痴漢にも合ったりしていたのですよね。もちろんこんなこと言うのは上司だけで、他の人達はちゃんと心配してくれた!!


占星術を勉強しだしたのは、この時期ですね。まさか自分が占星術一本でやっていくなんて思ってもみなかったですが、突然お酒の知識を吸収していくことに飽きたことや、上司も含めて今までの先輩バーテンダーにろくな人がいなくて、目指すべきバーテンダーって何だろう?ってずっと疑問だったこと、本当に私はこのまま夜の世界にいるのだろうか?など色々考えてしまい。そうしているうちに、上司からリストラ要因とされてしまったのです。


バーの売り上げに比べて人件費が異様に高かったんですね。それは上司が稼動していない人員まで囲っていたことが直接的な原因なんだけど、気に入っているメンバーだったみたいでそれを囲い続けたいばっかりに、私が杭を打たれる形で辞めさせられました。


めちゃくちゃ貢献してきたのに、私がいると仕事がやりにくいと言われww

要は自分より周りから評価を上げてきた私に嫉妬した結果です。そりゃね、上司より上の立場のホテル役員の方々と仲良く喋ってたらいい気にはならんだろうが。

上司は管理職なんだから、事務仕事が増えるのは仕方ないだろうに。。。現場に出て私より目立ちたいんだったら、頑張れば良かったんやないのかww


私も年齢が年齢だし、独立とか結婚とか考えなきゃいけないことはたくさんあって、、もどかしいけど後に転々とするお店も続かず辞めてしまうことが続き、もうこれは卒業だなと思って今の彼と出逢ったきっかけのバーを辞めた時に、もうこれ以上仕事は探さないでいようと決意しました。


そもそも働き始めた年齢が既に結婚適齢期じゃないっていうねww当時は完全に結婚も子供も諦めていたし、それどころではなかったので。


今でもたまにカクテルを作りたいなーと思うこともあるから、いずれやってみたいです。会員制のガチガチクローズドなバーをw「steemian限定」みたいなバーをw指紋認証制でもいいと思っているので(笑)


私は一回何かを始めると「本物志向」みたいなものが芽生え始めちゃって、凄い本気になるしガッツリ集中してしまうみたいなんですね。

だから周りのいい加減さとか、打算みたいなものが透けて見えてくるとどうも嫌になってつまらなくなるようです。


多分占いも本気で取り組んでて、知識の浅さを伺わせる占い師を見かけたらイラッともするし(苦笑)、でも「単純で万人受けするもの」がどうしても人気が出る傾向ってどこも否めないですよね。

本気を求めている人も少ないだろうと思うし、人生ずっと本気出してたらそりゃガス欠になっちゃうわと。


人って本気出すのは、ここぞ!という時だけで後は20%くらいの余力で生きていきたいですよね~。


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バーテンダーの裏話ありがとうございます(´ω) まさみさん、やっぱり負けず嫌いの一途なんですね。努力家だし。 Steemitバー面白そう! まさみさんの1杯頂きたいな(´ω

やっぱり!?(* ̄∇ ̄)ww
でもそうですね、この性格ホント疲れます。
ちょっとは脱力したり誰かに任せようよって思います~(>_<)

カクテルはたくさんオリジナルレシピ作ったのでカクテルバーやってみたいですね~♪