こんにちは、masato(@Masa_ss)です。
先日、ドコモオンラインショップにおいて、第三者によってiPhone Xなどのスマホを勝手に購入させられるという被害が発生しました。
これを受け、ドコモはユーザーに対し「2段階認証」の設定を促すほか、ドコモオンラインショップで購入手続きをする際や申込履歴を確認する際にdアカウントの2段階認証を求めるセキュリティー対策を発表しました。
2段階認証とは
普段からあまりセキュリティに関心がない人は、2段階認証が何なのかわからないかもしれませんね。
これまで「dアカウントのID」と「パスワード」の2つを使ってログインしていましたが、2段階認証を導入することにより、これら2つに加えてユーザーの端末に送信される「セキュリティコード」が必要になります。
IDとパスワードは変更しない限りずっと使用できるため、一度漏洩してしまうとアカウントが乗っ取られてしまいます。
ところが、2段階認証に必要なセキュリティコードは使用できる時間に制限があるため、仮に漏洩してもアカウントが乗っ取られるリスクを下げることができます。また、セキュリティコードを受け取るための端末が必要になるので、受け取ることができない第三者による不正ログインを防止できます。
2段階認証を設定する方法
それでは、実際にdアカウントの2段階認証を設定してみましょう。手元にあるスマホから簡単に設定できるので、この機会に2段階認証を導入することをオススメします。
■「dアカウント設定アプリ」をダウンロードする
まずは、2段階認証に必要な「dアカウント設定アプリ」をApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードしてください。
※今回はiPhoneの画面で解説します。
dアカウント設定アプリを起動し「セキュリティ」をタップします。
次に、「2段階認証の設定・変更」をタップします。
「2段階認証設定」で「設定する」をタップします。
「2段階認証利用設定」で「利用する」を選択し、「上記内容に変更する」をタップします。
※セキュリティコードの送信先もここで確認しておいてください。
ここでセキュリティコードの認証を求められます。
セキュリティコードは、SMSまたはdアカウントに登録されている連絡先メールアドレス宛に送信されますので、確認して受け取ったセキュリティコードを入力し「完了する」をタップします。
これで2段階認証の設定は完了です。以降、dアカウントへログインする際はIDとパスワードに加えてセキュリティコードが必要になります。
2段階認証は必須のセキュリティー対策です。ぜひ、ご家族の方にも教えてあげてください。