第一回マルバツ・ゲーム – (自動化)ボット対決

in japanese •  7 years ago 

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前回話したRPAツールを提供する会社、 WorkFusion が今回、オートメーション化(自動化)されたボットによる、「ボット同士のマルバツ・ゲーム大会」を開催した。なお本大会参加者は、RPA Expressという完全無料の自動化ソフトウェアを使用して、本大会に臨む事が条件である。
本記事は、オリジナル記事(英語)の要約となっている。

2018年初のチャレンジとして我々はコミュニティーに対して、マルバツ・ゲームでオンライン、またはアプリに勝つことができるボットの開発を依頼しました。結果は予想以上、様々な戦略を駆使するだけではなく、実際にボットに組み込むアプローチ手法も参加者によって様々なものとなりました。

今回、本大会の優勝者、アレキサンダー氏と準優勝者、ラウマー氏に話を聞く機会がありました。

今回、なぜ自動化チャレンジに参加されたのですか?

アレキサンダー氏:
本大会の課題は、とてもワクワクするもので、難しい挑戦だなと直感しました。それで、大会概要を見て、自分に「私にできるだろうか?誰も思いつかないようなやり方で・・・。」気づいた時には、参加者登録ボタンをクリックしていました。

ラウマー氏:
個人的に、自分が持っているRPA Expressの知識を、他の参加者にぶつけてみたかったのと、他の人がどんな方法で大会に出場するのか、興味があったからです。自分が全て知っていると思い込んでいる中、新しい気づきを得られるのは、どんな時だって嬉しいですからね。

大会前の開発段階で直面した問題で、最も困難で、また充足感を得られたのは何でしたか?

アレキサンダー氏:
最初、RPA Expressを使わずにどうやって盤面と、ケース別の推奨手を保存するかで4日も考え込んでいました。単純に全ケースを記録すると、データ量が膨大になるし、当然プログラムのパフォーマンスが落ちますからね。それで、RPA Expressが上手にサポートしている正規表現に立ち返ってみたんです。この後はあっという間でしたね。
エンジニアとして、マルバツ・ゲーム用のボットというより、誰もが使えて、改善できるメカニズム、つまりツールを作り上げたかったんです。結果的に、スクリプトの変更は一切せずとも、エクセル・ファイルをいじるだけで、異なる動きをするボットが作れました。
実際のボットはここで見られます。また下にプレビューを用意しました。
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ラウマー氏:
如何にして、私のボットが全戦全勝するようにするか、でしたね。全戦全勝するには、当然マルバツ・ゲームを研究し、最善手を計算する必要があるわけで・・・。結果的に、想像以上に短いコーディングで済みました。
しかもおかげで、今の私は、友人達の中でマルバツ・ゲーム最強です(笑)

研究の際に、対戦相手が一度ミスをするだけで私の勝ちは確定する事に気づいたんです。でもこれは、自分が先手の時にしか有効じゃありません。だから私の戦略は、私のボットが後手の場合は、ディフェンスに力をいれ(負けない事を目標に)、ラーキー・チャンスがあれば、取りこぼさないように、ってね。

私のボットはここで見られます。また下にはプレビューもあります。
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なんだか楽しそうじゃないかと思ったあなた、完全無料のRPA Express、是非試しに使ってみてはどうだろうか?

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