リスクを取ることについて

in japanese •  7 years ago  (edited)

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Steemitで文章を書くのは久しぶりだ。
しばらくはてなblogの方で記事を書いていたが、Steemitへ切り替えるか再び悩み始めたため、今回はまたSteemitで投稿してみる。何事も自分の手で検証してみることは大事。

今日は"リスクを取ること"について。
リスクには基本的には危険性という意味を持つけれど、投資の分野では"結果が不確実であること"を意味する。
今回自分がいう"リスクを取ること"の意味合いは後者の意味合いだ。

リスクについて、もう少し詳しく説明してみる。
先ほど書いた通り、投資の分野では、リスクは"結果が不確実であること"を意味する。
身近な例として、好きな子への告白を考えてみる。

ここにAくん(男子)とBさん(女子)がいる。
AくんはBさんに対して好意を寄せていて、近々意を決して告白しようと思っている。
一方で、Bさんはどうか。
AくんはBさんの心の中は見えない。でも何回かデートも行ったし、一緒にいると楽しそうだ。悩みも自分に打ち明けてくれたりして親密度はあるような気がする…(A)

そこへ未来からドラえもんがやってきて、他人の心を覗けるアイテムをAくんに授けた。
Aくんは結果がどうしても気になってしまい、Bさんの心の中を覗くことにした…(B)

さて、投資におけるリスクが高いのは(A)の状態か(B)の状態かという話。

結果からいうと、(A)はリスクが高く、結果がわかってしまった(B)はリスクが低いということになる。
つまり不確実であるほどリスクが高いということ。

タイトルの"リスクを取ること"に戻る。
今成功している人々のTweetを見ていると、彼ら彼女らが口々にいうのはリスクを取ったということ。
新しい技術・サービスの黎明期に、その可能性を信じて、普通の人が足踏みをする中、先陣を切って飛び込んだ。

僕らは普通に生きていると"リスクを取る"機会はあまりないように思う。
日本という国はとても成熟した国で、小中高を卒業し、大学・短大へ進み、企業へ就職するという流れが完成している。
加えて、人と違うことをすることを恐れる国民性もあいまって、知らず知らずのうちに"リスクを取る"ことを避けている人が多いのではないか。

投資において、リスクはリターンと相関関係にある。
小さいリスクを取れば、小さいリターンを得ることができる。これは株式投資など。
大きいリスクを取れば、大きいリターンを得ることができる。これは仮想通貨など。
大きいリターンには大きなリスクを取ることは不可欠で、
これは人生においても同じではないのかな。
つまり、
大きな成功を求めるのなら、"リスクを取る"必要がある。不確実な局面に積極的に立ち向かう必要があるのではないか。

そして、
"リスクを取る"ことの効用として、"判断力が洗練されること"があると思う。
スポーツでは、練習をがむしゃらに続けるだけでは試合で良い成果を残せない。
試合で良い成績を残すためには、練習試合や公式戦を通して、本番独特の嗅覚を養わなくちゃいけない。
人生における試合ってなんだろう。
自分は"リスクを取る"ことが人生における試合ではないかと考える。

思い返せば、
大学受験・好きな人への告白・失敗したときの謝罪・就職活動…
結果が不確実な局面こそ、神経をすり減らしつつも、自分の人生を選んでいる実感があった。
僕らは無意識のうちに安全牌を選びがちだけれど、もっと注意深く日常に目を向けてみれば、"リスク"は時折目の前に現れている。
今回の自分であれば、はてなBlogを使うかSteemitを使うかだった。

きっと人はリスクに直面すればするほど、自分にとって何が大事なのかを繰り返し問い直すことになる。
その問いを繰り返すことで、その人の判断基準はより洗練されていき、より後悔のない人生を送れるようになる。
時には"リスクを取った"ことで損害を被るかもしれないけれど、その経験さえも血肉となっていく。

自分はリスクを取ろうと思う。
まずはSteemitという新しい船に乗り遅れないように。

※写真は浅草で戯れたハリネズミ。可愛かった。

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