こんにちは。瀬潟です。対局の振り返りをやっていきたいと思います。今日は第2譜です。
さて、昨日は先手が▲4六歩と指した局面まででした。この局面、こちらは飛車角銀桂が目いっぱい働きそうです。陣形は相手に銀冠に組まれてはいますが、ここまでの展開により穴熊を防ぎ、さらに端を詰めることにも成功しています。また相手の右金も遊んでいます。こちらの模様がよさそうだと感じていました。
さて、この局面、既に駒組は煮詰まっており、仕掛けを考えたいところです。
△6五銀に対し▲同銀△同桂▲6六角△6四銀、あるいは△6五桂▲同銀△同銀▲5九飛のような展開になり、どららを選んでもこっちが良さそうです。
この局面で手筋だし突き得だと思って△3六歩を指したのですが、突き捨ては通らず、 ▲5八飛と引かれました。以下、
△6五桂 ▲同銀 △同銀 ▲4七金
△6九銀 ▲6八飛 △7八銀成 ▲同飛
△3七歩成▲同金
まで指した局面が以下です。
▲5八飛では、▲5九飛として、割り打ちを防ぐような引き方もありますが、そうすると△3七歩成▲同金となり、今度は△4八銀の筋が生じるので一長一短です。
ところで、▲5八飛以下△6五銀も考えましたが、
▲5七銀△3七歩成▲同金△5五銀▲5六歩△4六銀▲4五歩(下図)
となり、この展開は角が浮いてるのがたたっています。
実戦では47手目▲3七同金から、
△5六銀 ▲7九桂 △5五銀 ▲4五銀
△同銀 ▲同歩 △3三角 ▲5六歩
△同銀 ▲3三角成△同桂 ▲6六角となり、以下の局面になりました。
私のここからの指し手が微妙で、かなり差を詰めてしまった気がします。60手目以降はまた回をわけて振り返ろうと思います。お付き合いいただきありがとうございました。
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