もし在宅勤務をすることになったら、田舎への移住を考えませんか

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20世紀は、よく都市化の世紀と呼ばれています。この100年間、世界の都市化率は約2倍になり、今後、さらに上昇するでしょう。都市化の影響で、大都市の一極集中や田舎の人口減少などが進んでいるし、自然環境や社会にも影響を及ぼしかねないです。一極集中を避けるために、先進国の政府のほとんどはさまざまな対策を行っていますが、大都市と地方の人口バランスを安定化させることはいまだに難しいです。

しかし、ここ数年で、テレワーク(在宅勤務)の普及で、住む場所にかかわらず、ネットでお金を稼げます。先日、アメリカのバーモント州の当局による発表した人口減少対策をネットで見つけました。同州の当局がバーモント州に移住して在宅勤務を見つけた人は1万ドル(約110万円)を貰えるそうです。バーモント州はアメリカ合衆国の北東部にあり、人口減少率の高い州のトップ3に入ってしまっています。

大都市と違って、バーモントの物件はそれほど高くないし、田舎の雰囲気が好きな人にはおすすめだと思います。数ヵ月ほど前、早期退職してバーモント州に移住したアメリカ人の30代カップルについての投稿を書きました。早めに退職したのに、田舎生活を楽しんでいて、ネット上でフリーランサーとして仕事をしています。

最近、バーモント州だけでなく、オクラホマ州も同州に移住するフリーランサーやテレワークする人に交付金を払って、賃貸の割引を提供しています。大都市と地方の人口バランスが歪んでいるアメリカではその政策は効果があるかどうか分かりませんが、今後、地方は人口を増やすことに力を入れると思います。