今日は、京都・祇園にある八坂神社の節分祭へ行ってきました。
京都市内の多くの社寺では、今日（節分の前日）と明日（節分の当日）にかけて節分の行事が行われます。
京都の節分行事で好きなところは、節分にちなんだ狂言を上演する壬生寺、数百の露店が出て鬼やらいの儀式がある吉田神社なんですが、ここ数年節分にはこの２か所しか行っていないような気がして、今回は違う所へ行こうと思い、舞妓さんの踊りと豆まきを見に八坂神社へ行くことにしました。
自宅からは市バスに乗って、四条京阪前で下車し、そこから八坂神社まで歩くことにしました。
最近はフットワークが悪くて、なかなか出来ませんが、実は街歩きは好きなのであえて歩くことを楽しみました。
歩き始めると橋の斜め向かいに 東華菜館、そして真向かいに南座。お客さんでいっぱいのレストラン菊水。そしてこれは今日初めて気づいたのですが、旧村井銀行祇園支店（今はイタリア料理店などが入っているようです）。このように大切にしたい近代建築があります。
東華菜館
南座
レストラン菊水
旧村井銀行祇園支店
もちろん町家などの和風建築、みやげ物屋さんなど、ああ観光都市京都のなかでも特に祇園は観光の街なんだなと思わせてくれます。
さてそうこうしているうちに、八坂神社に到着しました。
屋台の並ぶ境内を通って、舞踊が行われる舞殿に着くと既に人がいっぱい。13時に開演なのでまだ30分もありましたが、少しでもいい場所を取るべく待ちました。外国人観光客も大勢いらっしゃいました。
待つこと30分、人に囲まれていたため寒くはなかったのですが、私の前に２列ぐらい人がならんでいたので遠くてよく見えないかなあ…と思っているうちに先斗町歌舞会の芸妓さん舞妓さんが登場して、舞踊の奉納を始めました。
スマートフォンによる撮影なので、舞妓さんの舞踊は画像でどうぞ。
そして芸妓さん舞妓さん、年男・年女の皆さんによる豆まき。これは距離が近くなったので動画が撮れたので動画でどうぞ。
本当はこの後にも他の歌舞会の奉納などがあったのですが、人がいっぱいで疲れてしまったので神社を出て、四条京阪近くのベーカリー＆カフェでほっこりして帰りました。
いかにも祇園らしいというか、上品で華のある節分祭でした。