上海報告記〜①7年ぶりの上海へ〜

in japanese •  6 years ago 

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みなさんこんにちは。

中国はアメリカに負けないくらいに勢いを持つ大国になりましたが、
その中国の経済の中心の一つとも言えるのが上海です。

私は2011年に一度友人と上海に旅行で訪れたことがあったんですが、
今回は約7年ぶりに、中国のインターネットおよび経済事情を探るため、
視察ということで会社にわざわざ休みを取って訪れています。

上海の歴史


三千年ともとも言われる歴史の中国ですが、上海の歴史はそれほど古くありません。
飛躍的に発展して街らしくなったのは、1843年南京条約締結以後と言われています。

条約締結後、英、米、仏そして日本も、上海に参入し、
ここから上海人は海外の文化、生活様式に接し、独立心・冒険心が旺盛となり、さらに、
今日の外資導入による経済発展の土台となっていったようです。

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↑随所に洋風の建築物が立っています。

その後は1945年の日本の敗戦を受けて、上海は中国に戻されることになります。
80年代になり、改革開放政策が打ち出され、また上海は発展していきます。

今では中国国内の国際的な金融、貿易、経済センターとして、
中国経済をリードしていっています。

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↑霧に隠れていますが、一番高く見える右側のビルは森ビルです。

復旦大学

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こちらの写真は上海国際空港から地下鉄で約1時間半行った、
10号線の「五角場」駅にある復旦大学です。
今回上海を観光するにあたり、復旦大学に留学している友人の方(年は27歳)
に少し案内してもらいながら上海を見ていますので、復旦大学を見学できました。

復旦大学は国内外でも広く知られている名門大学です。

「復旦」の意味は、中国の古書「尚書大伝・虞夏伝」の名句、
「日月光華、旦復旦兮」から由来があり、
「向上を怠らない」と言う意味を含んでいるそうです。

誰でも入場自由で、近所の家族づれやおじさんなど、
自転車やスクーターなどで構内を移動していました。

※この辺はあまりガイドブックでは紹介されにくい場所かと思いますが、
観光者に取っては比較的過ごしやすく、ローカルな生活を見れるのでおすすめです。

教員の半数は共産党支持者?

日本人留学生はおよそ200名ほどいるようですが、
ただ、講義内容や教師の思想は共産主義的な考え方で、
中国共産党とも組織同士仲が良いそうです。

なんと教員の半数はすでに共産党員、もしくはその関係者らしく、
共産党は仕事の斡旋もおこなっているそうで、
仕事や地位を約束する代わりに、自分たちの方針や党には反対しないという
計らいも行われているみたいです。
お互いに持ちつ持たれつの関係なのかもしれません。

学生街ということでおしゃれなお店も

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大学の近くには、おしゃれなカフェやフードショップが数多くあり、
みなさんもお立ち寄りの際はぜひよって見てください。
ただし、英語はほぼ喋れず、中国語が基本です。

次回はシェアサイクルやインターネット事情について書いていきたいと思います。

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