ハードフォーク19でいろいろ変わったみたいなので、steemit blogの記事を一部翻訳しました。具体的には、Curation Rewards and Vote Impact の項以降です。
翻訳元:
https://steemit.com/steemit/@steemitblog/hf19-equality-coming-soon-linear-rewards
※結構意訳しているところがあります。
※勉強がてら訳しているものなので間違っている可能性があります。
※もし間違いを見つけたら報告して頂けるとありがたいです。
ここでは主に
リウォード=author reward
キュレーション報酬=curation reward
としています。
キュレーション報酬とヴォートの効果
一般のユーザーにも影響を与えるアップデートは、一次関数的なリウォードに加えて他に2つあります。
1. キュレーション報酬の平方根曲線*の変更
2. ヴォート効果の増加
平方根曲線*
数値の平方根に10をかけることで得られる、y=10√xの曲線。元の数値が小さくとも得られる数値は大きくなるため、試験の点数調整などに用いられる。
キュレーション報酬
キュレーション報酬の平方根曲線についての変更による、キュレーション報酬への顕著な影響はありません。
しかし、一次関数的なリウォードの変更が、キュレーション報酬に重大な影響を及ぼさないために必要です。
ヴォートの効果
100%でのヴォートの効果に対する変更の方が、より重要です。
ハードフォーク19が完了すると、100%でのヴォートが4倍の力を持つようになります。
ハードフォーク19以前での100%ヴォートは、保有するヴォートのエネルギー中たった0.5%しか使いません。(ヴォートのエネルギーは5日間で満杯になります)
つまり、ユーザーはエネルギーを活用しきるために、1日に40回、100%でヴォートする必要があります。
これでは、そう活発的でないユーザーが、ヴォートのエネルギー全てを活用するのは不可能です。
この変更後には、1度の100%ヴォートで、保有するヴォートエネルギーの2%が使われるようになります。
つまり日に10回の100%ヴォートで、日々のヴォートエネルギーの大部分を十分に活用できるようになります。
ユーザーは今後も思うままにアップヴォートすることができます。
ヴォートでは、保有するヴォートエネルギー全てではなく、割合で消費されるからです。
ヴォートエネルギーを、定期的に雨で満杯になる水泳のプールだと考えてみてください。
あなたがアップヴォートする毎に水(この場合はアップヴォートエネルギー)がプールから割合で減っていきます。
(つまり、ある特定の量を連続的に除いていくのとは違います。)
次にアップヴォートする時には、すでに減った供給量から別の割合で水を減らします。
つまり、どれだけアップヴォートできるかに、依然として限界はないということです。
より多くあなたがアップヴォートすれば、それに連れて少しずつ保有するヴォートエネルギーは減っていきます。
あなたのアップヴォートがどれだけの力を持つのか、ヴォートエネルギーがどういう割合で減っていくのか。
それをよく理解することは、あなたの100%ヴォートが投稿者の報酬をどれだけ増加させるかを簡潔に示します。
アルゴリズムがどう動いてるのか、あなたは直感的に理解するでしょう。
こちらからgithubにあるリリースノートを読むことができます。
https://github.com/steemit/steem/releases/tag/v0.19.0rc1
さらなる発表を今週行います。乞うご期待!
Steemitチーム