今回のコンテストのテーマは「あなたのお気に入りの写真を見せてください」ですね。
https://steemit.com/jp-photo/@steemit-jp/31
これもまた悩ましいテーマですね。なかなか選ぶのは難しいですよ。
ガラケーの時代から旅行に行った先々で写真はいっぱい撮っているので、今回、パソコンの中や外付けHDDの中をいろいろ漁ってみましたが、自分としてはどれも懐かしくて甲乙つけがたく、なかなか決められません。が、もう時間がないので、インパクト重視で、7年ほど前、松山の「坂の上の雲ミュージアム」で撮った写真を紹介します。
これは日露戦争で活躍した「28サンチ榴弾砲」の実物大模型です。『ゴールデンカムイ』の中の旅順攻囲戦の回想シーンで、でっかい大砲が出てきますが、あれがこの28サンチ榴弾砲です。「28サンチ」というのは「28cm」のことで、その名のとおり、口径が28cmの「巨砲」です。莫大な犠牲を払って二百三高地を占領した日本軍は、ここに観測点を置き、この榴弾砲で旅順港にたてこもるロシア艦隊を砲撃して、これを殲滅し、このことがその後の日本海海戦の圧勝につながった、と従来は言われてきました。現在では、ある程度の打撃は与えたが、殲滅したわけではない、と考えられていますが、日露戦争における日本の勝利を象徴する兵器であることは間違いありません。もちろん、こんな物騒なものが活躍しなくてすむ時代のほうがいいことも間違いないことです。
このときの旅行では、『坂の上の雲』の秋山兄弟の生家も訪ねました。
これは、「日本騎兵の父」と呼ばれた、兄の秋山好古。
こちらが弟の秋山真之。
参謀として日本海海戦でバルチック艦隊を殲滅する作戦を立案し、連合艦隊司令長官東郷平八郎から「智謀湧くがごとし」と賞された人物です。名文として知られる「連合艦隊解散の辞」の起草者でもあります。
松山旅行の写真でまとめるつもりが、日露戦争関連の写真になってしまいました。時間もないのでこれで投稿してしまいます。
『ゴールデンカムイ』での203高地のシーンは壮絶な描写ですよね。
28サンチ砲、迫力です。
戦争が無い世界がである事は理想ですけど、戦時中の遺産を知ることも大切だと私は思っており、特にこういうメカニックには純粋に興味があります。
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鶴見中尉も28サンチ榴弾砲を「美しい兵器」と言っていましたね・・・。いつの時代も最先端技術が兵器に応用されるので、ある意味、究極の機能美なのかもしれません。その「機能」が「人を殺すこと」なのが恐ろしいところですが。
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