口永良部島
口永良部島（くちのえらぶじま）は、鹿児島県大隅諸島に位置する島。鹿児島県熊毛郡屋久島町に属する。地理的には屋久島の南西約12キロメートルに位置する。面積は38.04平方キロメートル、人口は147人（2020年1月1日現在）。
口永良部島は、南北に細長い形をしており、最高峰は新岳（標高657メートル）。島の東側は太平洋に面し、西側は黒潮の影響を受ける。島の周囲には、多くの島や岩礁が点在している。
口永良部島は、温暖な気候に恵まれ、豊かな自然が残されている。島の北部には、屋久島国立公園に指定された原生林があり、サルやイノシシなどの野生動物が生息している。島の西部には、美しい海岸線が広がり、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめる。
口永良部島は、古くから人々の暮らす島で、多くの史跡が残されている。島の西部には、平安時代に建立されたとされる口永良部神社があり、島の北部には、江戸時代に建てられた口永良部城跡がある。
口永良部島は、鹿児島県の離島でありながら、アクセスが良く、気軽に訪れることができる。温暖な気候に恵まれ、豊かな自然が残された口永良部島は、観光地として人気が高まっている。