未定形の価値

in life •  7 years ago 

こどもたちの教室を月に一回もち、
そのこどもたちに感じる眩しさの理由は、
成形中の旺盛な表現と吸収かもしれない。

次第に直接の表現を避け
既成の引用へと省力化していくのは、
成長という名の適応だろうし
蓄積された記憶のまっとうな活用かもしれないが、

感情-想像の自家栽培は
反復される内生産であり、
その1人踊りは、たくましい巨像を
つくるや、その下へ敷くように
本来の身体を隠滅する恐れがある。

その点で未定形の価値を持ち続けたいのである。

踊るのにいる相手は目前であり
胸中ではないから。

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