コーヒーテイスティング会

in life •  5 years ago 

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今日は
@fusan と年内ラストの堀口珈琲でした。

前回に引き続き
今回も、4種類のコーヒーのテイスティングをしました。

メインターゲットであった
希少価値の高い品種「ゲイシャ」のテイスティングから始まり

コーヒー豆の精製方法の違いによる風味の違いを言語化するなど、
盛りだくさんの内容でした。

以下、テイスティングの備忘録になります。

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0.前提

①ゲイシャ種とは?

ゲイシャ種とは、エチオピアを起源とする
コーヒーの品種の一種です。

ケニア、タンザニアを経由して
コスタリカに持ち込まれ

2000年過ぎに
パナマのエスメラルダ農園で栽培が始められました。

このエスメラルダ農園のゲイシャ種は
2004年のパナマのコーヒーコンテストで

当時の落札最高額の世界記録を更新して優勝
一躍脚光を浴びるようになりました。

②精製方法の違いについて

コーヒー豆の栽培工程の一つに
「精製」があります。

精製工程を、簡単に説明すると
「コーヒーの果実からコーヒー豆を取り出す工程」のことですね。

意外かもしれませんが
この精製工程の違いで、味に大きな違いが出てくるのです。

この精製工程は
大きく「ウォッシュト」と「ナチュラル」の2種類に分類されます。

ウォッシュトは
名前の通り、水洗いをして果肉などを除去する方法。

ナチュラルは
水を使わずに、そのまま乾燥させて、その後にコーヒー豆を回収する方法

一般的に

ウォッシュトは「すっきりとした味わい」
ナチュラルは「複雑な味わい」

このように言われています。

1.コスタリカ・ゲイシャ種・ウォッシュト

最初のゲイシャは
「白ワイン」のイメージでした。

すっきりとして飲みやすく
高品質の日本酒のように、のど越しが良かったです。

ゲイシャ品種特有の派手な香味というよりは
控え目で品の良さが感じられました。

レモンのよう酸味
蜂蜜のような甘味
そして、シルクのような舌ざわりがありました。

2.コスタリカ・ゲイシャ種・ナチュラル

2杯目のゲイシャは
「赤ワイン」のイメージでした。

複雑でコクのある味わい。

単品で飲むというよりかは
ケーキなどと一緒に飲むタイプのコーヒーでした。

クリーミーでしっかりとしたコク
採れたてのイチゴを思わせる風味
そして、完熟メロンのようなねっとりとした甘味

複雑さとクリアさを兼ね備えた
上質なゲイシャでした。

3.コスタリカ・ティピカ種・ウォッシュト

1杯目のゲイシャと
系統が似ていました。

共通点は
すっきりとした飲み心地

相違点は
こちらの方が、コクが強かったこと

フローラルな香り
滑らかな質感とオレンジ系の酸味
コクもほど良かったですね。

今回の中では
一番バランスに優れたコーヒーだと思います。

4.エチオピア・在来品種・ナチュラル

2杯目のゲイシャとの
「共通点」を抽出する為にオーダーしました。

共通点は
飲んだ直後に来る「立ち込める香り」です。

ここにナチュラルという
精製によって生じる、独特の風味がありました。

ふーさんも、ここの感覚を認識されていましたが
素晴らしい味覚をお持ちだと思いました。

また相違点は
「酸味の質」と「コク」にありました。

こちらの酸味は、同じベリー系でも
ブルーベリーのような「ねっとり系」

コクも
こちらの方が強いと感じました。

より赤ワインを強くイメージさせるような
コーヒーでした。

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今日も
大脳新皮質が大いに刺激されて

とても有意義な
コーヒータイムでした!

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あー、行きたかったなあ、、、

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