Hello Steemians.
今回ご紹介するのは、bird “波形” です。
birdは、京都出身のシンガー &ソング・ライターで、大沢伸一(MONDO GROSSO)が主宰するレーベルから1999年にデビューしました。
“波形”(hakei: The meaning of "Waveform" in English)は、2019年にデビュー20周年を記念してリリースされたアルバムのタイトル・トラックで、冨田ラボ(Tomitalab)がプロデュースを手がけています。
坂本龍一(Ryuichi Sakamoto)の歴史的名作『B2-Unit』で展開されるシンセ・サウンドをアップデートしたかのようなプロダクションが印象的です。
デビュー当時と変わらない透明感のあるコーラスワークも健在です。
息が音になり放物線を描き満ち満ちてゆく言葉の数々。
音の波形を表現したような抽象的な歌詞を様々な波形を組み合わせることでポップ・ミュージックに仕立てた冨田ラボの天才性を感じることができると思います。
今回のアルバムを作るにあたって最初のテーマであった「言葉とリズム」というところから、歌詞先行でスタートしました。......自分で書いた言葉にどんなメロディーが重なっていくのだろう、と毎回ワクワクします。言葉が音に、歌に、曲になっていく過程を想像して楽しんでいただけたらうれしいです。
http://www.110107.com/s/oto/page/bird?ima=4045
2016年のアルバム『SUPERFINE』に収録されている城戸あき子(CICADA)をフューチャーした曲。後半でコーラス隊の合唱が加わる壮大な展開が素晴らしい。
坂本龍一の1980年のアルバム『B2-Unit』に収録。リリースから40年近く経っても色褪せることのない革新的な傑作。
冨田ラボがプロデュースした2000年のアルバム『3』に収録。純文学的な歌詞を美しいメロディとアコースティック・ギター中心のメロウなサウンドでポップ・ミュージックに昇華させた名曲。
🎧 Track Data
Song: 波形
Artist: bird
Album: 波形
Released: 2019
Label: GT music
Similar Artists: Mondo Grosso, iri, 安藤裕子
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