実は私、大学4年の就職活動真っ只中でして、
日本の新卒就活について思ったことが多々あるので書き残しておく。
まず、学歴差別について。
これについてはあまり関係のない印象を受ける。私は地方の中堅国立大学に通っているので絶妙なポジションではあるが、そこそこ大きい企業の書類選考で落ちたのは1/10といったところ。
某企業では、ES(エントリーシート)の段階で「大学名のわかるような情報は入れないでください」と指示があるぐらい学歴を見ていませんという徹底ぶり。企業によるのかもしれないが、学歴で決めつけるという企業は減ってきているのではないかと感じる。
学歴云々よりも、人事の人たちが見ているのは、「問題に対する対処の仕方」「コミュニケーション能力(これは面接力もある。)」などのポテンシャルを評価しているような印象が強い。私はそこをよく評価していただいているような気がする。
面接でその”ポテンシャル”を見切らなければならない人事も大変そうではあるが、私は学歴で判断するよりも能力だったりその人の人となりで判断すべき派だ。なぜか。勉強ができるのが偉い、という考えが古いと思うからだ。ただ、学力が高い方が優秀な割合が高いのは間違いない。ここも身にしみて感じているところである。