アニス
効能
味
辛味
アーユルヴェーダ的分析
(↑)ピタ (↓)ヴァータ、カパ
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含有成分
アネトール、メチルシャビコール、アニスケトン、リモネン
料理
クッキーなどの焼き菓子、シチュー、リキュールなど
オイシイ話
原産地は、地中海東部沿岸やエジプト。スパイスとして使用する部分は、種子です。
日本では、余り馴染みのないスパイスですが、トルコのラク、ギリシャのウゾというお酒に欠かせないのです。アニスに含まれるテルペンという成分が水に反応することで、これらのお酒は白く濁っているそうですよ。
古代エジプトでは、死体の防腐保存に使用されていました。しかし、シナモンが輸入されるようになってからは、アニスではなくシナモンが多用されるようになったのだとか。医師のクラチアスは、36種類のスパイスを調合して、解毒剤を作ったのですが、その中にはアニスも含まれていることが分かっています。薬にもなるスパイスということですね^^