※画像は引用です。
油の酸化を防ぐスパイスがあるって知ってた?
スパイスの中には、抗酸化効果があるものがあります。そもそも抗酸化って何かというと、酸化を抑えることです。
では、酸化とは、対象の物質が酸素と化合することで、腐敗などの原因になることですね。例えば、リンゴが酸化して変色したり、鉄がさびて酸化鉄になったり。
今日は、油の酸化を防ぐというお話です。
油や油脂を含む食品も、保存しておくと、空気中の酸素と化合して酸化します。そして酸化した化合物は、匂いや色、味が変わり、ひどい場合には、過酸化物の毒性に変わります。酸化したこれらを、口にすると、食中毒や消化器障害を起こすこともあるのです。
油脂にも幾つかの種類があり、食品により使用する油分が異なります。どうやら、その油脂と相性が良いスパイスとの(より抗酸化効果が期待できる)組み合わせがあるようです。
◆ 肉類
シナモン、クローブ、セージ、黒胡椒、タイム、ローズマリー
◆ ポテトチップ(スナック菓子)
シナモン、生姜、ナツメグ、クローブ
◆ マヨネーズ
オレガノ、クローブ、セージ、ローズマリー、タイム
どの食品にも効果があるのが、クローブですね。
※各スパイスの詳細は、リンク先のスパイス辞典で詳しく説明していますので、よければそちらをご覧ください。
しかし、これらのスパイスを使ったからと言って、すぐに効果が現れるわけではありません。ましてや酸化してしまった化合物を元に戻す効果があるわけではありませんので、保存をする時に使いましょう。現在においても、加工食品などで天然の酸化防止剤として、クローブ、ゴマ、セージ、ローズマリーなどが使われているそうです。
実は、今日お話しした抗酸化。これは、ヒトにもすごく良くて。そう!アンチエイジングです。
その話は、また別の機会に。
Posted from my blog with SteemPress : https://areuspicy.com/post-3084/