Project PAI, Personal Artificial Intelligence Avator

昨年11月末に開催されたBlockchain Expo 2017 @ Santa Claraにて講演を聞き、そのプロジェクトの将来性に強い関心を示しているBlockchain Protocol for Intelligent Avatar “Project PAI“について少し触れて行こうと思います。

先ずAI技術が産業界に及ぼす影響は計り知れない可能性を秘めていることは既に周知の事実だと思いますが、自分たちの市場を大きく変貌させることができることは暗号通貨市場に踏み込んでおられる皆さんなら既に予想できていると思います。AIを活用した事業チャンスは2018年度で大きく加速します。AI技術の応用領域は多岐に渡っており、AIエンジン市場規模は昨年746億円（前年比77％増）、AIソリューション市場が3077億円（同50％増）そこからAIエンジン市場は年率約30％で急成長をしていき、2021年には2080億円規模の市場へ成長し、AIソリューション市場も年率約30％で成長が見込まれており、2021年には8250億円に到達する見通し。そして2030年にはAI技術トータルで約90兆円規模まで市場が成長していくと様々な調査会社のレポートで市場予測がたてられております。年率30％という驚異的な成長率からも想像できますがこの市場は主要先進各国が柱の一つと掲げている国策事業でもあるため、政府からの援助も受けやすい土壌ができております。

その中でもAI技術開発で先行しているWatsonを有するIBM等が本拠地を構える北米カリフォルニア州に本拠地を置き、このAI業界にもブロックチェーン技術を融合させようとしているのがObENとProject PAIです。

【ObEN社＆PROJECT PAI社について】

AIの活用が期待される分野の中でも特にディ―プラーニングを中心としたAIは、識別・予測の精度が向上することにより適応分野が広がり、かつ様々な技術を取り込み、独自の成長を遂げようとしています。ObEN社（アメリカ）スタートアップは、その人口知能技術に目を付け、ブロックチェーン技術を応用し、人のイメージと音声を組わせて従来不可能であった仮想現実【VR】／拡張現実【AR】体験を創出するための人口知能AI技術開発に注力している。つまりパーソナルアバターをVR環境やAR環境に送りこみ、真に迫ったソーシャル体験を創りだすことができる。ObEN社は2014年設立した非常に若いスタートアップですが既に彼の次世代AIの可能性の信じて出資した出資者一覧を見て頂けるとその価値がわかると思います。また彼らはHTC VIVE Xプログラム参画企業。HTC VIVEXのポートフォリオ一角を担うスタートアップ企業だと理解して頂ければわかりやすいと思います。ObEN社が他の人口知能メーカーと異なる点は、業界最高水準レベルの“スピーチ‘、”コンピュータビジョン“、”自然言語処理技術“を有しており、またパーソナルAIを全ての人達に向けて作成するという壮大なビジョンを達成するためのパートナーを得ており、既に明確なロードマップを示している。

【ObEN&Project PAIの特徴】引用元：https://www.businesswire.com/news/home/20161103005492/ja/

この仮想自己はパーソナライズされリアリスティックなバーチャルアイデンティティーとして、実際のユーザーのような外観と話しぶりをいずれも実現するという。現在のVRアバターが漫画のような特徴に依存しているのとは異なり、ObENは個人の特徴、性格、個性を読み取って、写真のようにリアルな3Dアバターに変換。ユーザーはスマートフォン以外に必要なものはなく、3Dの仮想自己を生み出してVR／AR環境に移植して、冒険旅行、音楽コンサート、宇宙授業など、多くのアクティビティーに参加できる。ObENの仮想自己製品は2017年第1四半期に商業アプリケーションの発売を見込んでおり、そこから大々的なマーテケィングを主要国にて順次実施していくとのこと。

Project PAI Introduction Youtube {

Project PAI Demonstration (

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ObEN Partnership ABC News (

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1：Looks exactly like you

->所有者の特徴を解析し、ＶＲ／ＡＲ空間にて具現化することで瓜二つのパーソナルＡＩが作ることができる

2：Talks in your voice

->所有者の声や話し方もすべて酷似することが可能

3：Sings better than you

->貴方の声で完璧なハーモニーを奏でることが可能　

4：Speaks more languages than you

->自然言語処理能力を備えており、プログラムされている言語は全て自由に喋ることが可能　

->あなたのパーソナルＡＩは仮想現実空間で世界中どこへでも旅をして、世界中で友人を作ることが可能

5： Performs activities on your behalf

->あなたの代理者として様々な手続き事をPai Chain上でスマートコントラクトベースで行うことが可能

6: Virtual Dating (Peer to Peer AI Interactions & Transactions)

->あなたのパーソナルＡＩが仮想・拡張現実空間にて自分の好みにあう異性にアプローチかけ、マッチングを行うことが可能

7： Personal Assistant

->あなたの専属の参謀、コンシェルジュサービス、コンサルタントとして、時には人生の相談相手としてあなたをいつでもサポートしてくれる

8： Celebrity

->これまで距離が遠くて会えなかった又は知り合うことができなかった世界中のセレブ達にパーソナルＡＩ同士でコミュニケーションを図ることが可能。距離が近く感じることができる

9： Shopping

->あなたの代わりに売買契約やオンライン上で買い物をしてくれる

☞ ＡＩ技術と仮想・拡張現実＋ブロックチェーン技術＋エンターテイメントを融合させた次世代のソーシャルインターアクションの在り方。自身のパーソナルＡＩを様々な用途又はアプリケーションで活用するためにはBlockchainのPai Chain上でPAI Coinを消費することではじめてこの機能をフルに満喫することが可能となる。

【ObEN出資者一覧】

Softbank Ventures(韓国・日本) ： 3Dアバターし、人口知能を融合させる技術に金額非公開で2016年に出資を実施.

前段でもご説明した通り、VR/ARのようなコンテンツビジネスに応用可能なメディアコンテンツ、プラットフォームや技術への投資には大きな可能性があり、Softbank Ventures Koreaはその分野ではかなり力を入れている。

Tencent（中国） : 中国を代表するアリババと肩を並べる最大手。「WeChat」を要しており、テンセントグループ全体のアプリケーション等も合わせると世界最大規模のユーザーを抱える。ユーザー数は10億人規模。そのWechatとの融合も視野に入れた動きを水面下でみせており、既に下記β評価WeChat上ではパーソナルＡＩをWeChatのアプリケーション内で動かせるように本格リリースに向けた開発活動が動いている

SM Entertainment（韓国）: SM Ent. は韓国エンターテイメント市場における最大手。日本でも有名なGirls Generationといったアイドルグループを有している。そしてObEN社は2014年からセレブ業界では有名。セレブ一人一人に3Ｄアバターを作成してきている実績あり。

QTUM（韓国）: 昨年末頃からQTUM通貨が高騰していた事は記憶に新しいと思いますがその背景にはObENとの提携があります。

☞ まだ知名度が低く水面下でProject PAIは動いておりますが2018年2月末頃には某大手取引所に上場が噂されており、

上場後はＰＡＩ通貨の価値はかなり上昇することが期待できると見込んでおります。ICO段階ではPAI＝＄1以下だったと

聞いておりますが上場後は支援者のラインナップからも容易に推測できると思いますが跳ね上がる確率は高いのでは、、、

またアイドルグループとの距離を近づけるためにパーソナルAIをブロックチェーン技術の上でAI＋VR/AR融合で実現させる。

新しい領域のエンターテイメントコンテンツが形成され、この領域のエンターテイメント市場が新しいニーズを生み出していく

可能性は高いのではないでしょうか。 個人的にも楽しみな技術革新だと思います。近い未来自分のパーソナルAI

がスマートデバイス内で自分の生活を日々サポートしてくれる、想像してだけでも面白い世界です。

【ＰＡＩ通貨上場時期について】

この上場時期については、2018年2月～3月頃にかけて某大手取引所（アジア）で上場すると噂があります。

既に韓国取引所にも上場を視野に入れており、2018年度の目玉通貨になる可能性はあるとおもいます。

詳細についてはObEN及びProject PAIホームページからご確認ください。投資はあくまで自己責任でお願い致します。

About ObEN

ObEN is an artificial intelligence (AI) company that is building a decentralized AI platform for intelligent avatars, enabling never before possible social and virtual interactions. The company’s technology allows users to create intelligent 3D avatars that look, sound, and behave like them. Deployed on the blockchain, ObEN’s Personal AI (PAI) technology enables users to create, use, and manage their own PAI on a secure, decentralized platform. Founded in 2014, ObEN is a Tencent, Softbank Ventures Korea and HTC Vive X portfolio company and is located at Idealab in Pasadena, California. To learn more about ObEN, please visit oben.com.