「高くて買えないなら、自分で作ればいい」という考え方で、自分でVRヘッドセットを作った16歳のフランス人

in vr •  7 years ago 

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画像ソース: Maxime CouttéのGitHubページ

先日、3Dプリンターなどを使って趣味でものづくりをするメイカームーブメントというコミュニティについて書きました。そのコミュニティに関してネットで調べていた時、「今の時代で、必要な部品と十分なスキルを持てば何でも作れる」という考えが頭の中に浮かんできました。数週間ほど前、中国の電脳街で買った電子部品でiPhoneを作った人がネットで話題になりました。また、2015年、世界初の3Dプリンターで作られた自動車Strati(ストラティ)は3d printed car(3Dプリントされた車)の第一歩になりました。先日、RelativというVRヘッドセットについての情報をネットで見つけました。そのVRヘッドセットはフランスで住んでいる若者3人のチームで作ったものです。フランスの田舎町に住んでいるチームのリーダーであるMaxime Coutté氏(16歳)によると、VRにはまったきっかけになったのは「ソードアートオンライン」というアニメとのことです。しかし、当時、買いたいと思っていたOculus Riftが高かったので、自分でVRヘッドセットを作ることにしました。部品のほとんどは中国から輸入し、ソフトとドライバを自分で作成しました。部品の合計コストは100ドル(約1万円)になり、Oculus Riftの価格の4分の1です。Coutté氏は自身のウェブページにVRヘッドセットの組み立てガイドとドライバをアップロードしていて、誰でも無料でダウンロードできます。

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