そもそも暗号通貨って何?
銀行からお金を引き出してモノを買う。こんな当たり前の「事」に革命が起きようとしています。
そもそも私たちにとっての銀行の大義とは「信用」なのです。銀行がお金の貸し借りの仲介としての役割を果たした引き換えとして手数料を払っています。
では、この当たり前になってしまった仕組みにどのような革命が起きようとしているのでしょうか?
暗号通貨をWikipediaで検索すると…
暗号通貨(あんごうつうか)とは、暗号理論を用いて取引の安全性の確保、およびその新たな発行の統制をする仮想通貨である。 暗号通貨は代替通貨のひとつであり、特にデジタル通貨のひとつでもある。 2009年にはビットコインが初めての分散化された暗号通貨として登場した。
初めて聞いた方は理解に苦しむのではないでしょうか?まず暗号通貨にはブロックチェーンという仕組みがついてまわります。
では、重要な部分だけを噛み砕き小学生でも分かるように馴染み深いモノでイメージしてみましょう。
【嚙み砕く部分】
暗号通貨=アゲパン(皆が欲しがる価値あるモノ)
暗号理論(ブロックチェーン)=学校のクラスの席順(前後左右のお友達)
デジタル通貨=口約束(その場には存在しないモノ)
代替通貨=価値あるモノの変わり(お金の変わりにアゲパン)
ビットコイン=暗号通貨の1つ
分散化=先生が介入しない生徒同士のやりとり
上記を踏まえた上でイメージをしてみましょう。
【イメージ説明】
ある日の給食の1時間前にA君は牛乳をB君はアゲパンをそれぞれ交換する約束をしました。そこで2人は口約束では忘れてしまうということで、前後左右のお友達に約束の事を話しておきました。
さて実際に給食の時間になりA君は約束通りアゲパンを貰いました。ところがB君はA君から牛乳をもらえませんでした。
なんとA君は先生(大人)が居ないことを理由に「そんな約束してない」というのです。しかし前後左右のお友達が約束の保証人(ブロックチェーン)となりA君はしっかり約束を守らざるをえなくなりました。
上記イメージのように、暗号通貨とはそのグループにとって価値あるモノであり、お金として代替されるものになるのです。
そして、アゲパンという小学生にとって価値あるモノ(暗号通貨)は先生のような存在(仲介人)が居なくても1対1で約束(取引)が成立する仕組みを前後左右のお友達が約束の保証人(ブロックチェーン)というネットワークで形成しているのです。
グループにとって価値あるモノ…
お金という価値(暗号通貨)が国と国のルールを無視して越える。
先生のような存在(仲介人)が居ない…
つまり現在の仕組みでいう銀行が居ないということは第1に手数料が要らなくなる。※実際には少量手数料がかかります。
これが現在の仕組みに革命が起きると言われている、理由となります。
まさに国や銀行が保証していたルールや信用を前後左右のお友達が約束の保証人(ブロックチェーン)が変わりに果たすことになるのです。
これは人類がその昔、物々交換をして生きていた頃のシステムと現在のテクノロジーが融合しようとしているとも言えるのではないのでしょうか?