やりたいことで起業したい時は、未来からアプローチしてビジネスを作る

in japanese •  7 years ago 

やりたいことで起業しようぜ!的なセミナーが流行っていますね。

僕のところにも、「コーチングで起業したい」とか「ヒーリングで。。。」、「○○の経験を使って。。。」みたいな相談が多くきます。


 やりたいことをビジネスにしようとした時、コーチングやセラピーなどを含め、過去に培った経験をスキルを前提に起業しようとしても、大抵はビジネスコンセプトを考える時点で破たんしていきます。


その原因は、

  • コーチングやセラピーなどのスキルは手段であって目的ではないこと。
  • 過去を前提に作った未来は、多くの制限がかかり陳腐な企画しか生まれないこと。
  • それらが本当にやりたくない事ではないこと。

というのが挙げられますね。


 ビジネスをつくるときは、


  1. やりたいこと
  2. できること
  3. 求められていること


の3つの条件をみたすと真にやりたいことで起業ができますが、肝心なのは満たす順番です。


 

一番先に「やりたいこと」を考え、次に「求められていること」、最後に「できること」を満たしていきます。

が、多くの人は「できること」を前提とした「やりたいこと」を考え始めます。

これはつまり、過去の延長線上にビジネスを作っているに過ぎず、自分の可能性を自分で潰してしまう行為です。


 未来を作るのに過去は関係ありませんから、これまで培ってきたスキル、経験などの「できること」も一切合切を脇に置いて、「やりたいこと」を考えていきます。

さらに言えば、「やりたいこと」もこれまでの信念や価値観、アイデンティティーなどの世界観も脇に置いて、「やりたいこと」を考えます。

これは考えるというより、感じると言った方が近いかもしれません。

頭ではなく、心に「やりたいこと」を聞いていくわけです。


これがまた難しくてですね、ぶっちゃけ嫌になることもあるのですが、それでも自分とひたすら向き合っていきます。

すると、真にやりたいことが見えてくるんですね。

そこから「求められていること」を見つけ、最後に今「できること」をぶつけていきます。

もう少し細かいことがあるのですが、大まかに言うとこれが未来からのアプローチです。


「やりたいことで起業する」でも過去からのアプローチと未来からのアプローチでは、出来上がるビジネスは大きく異なって来るのですね。

未来からのアプローチは、自分の可能性を大きく広げてくれます。


 人間は大きな可能性を秘めていて、もっと大きなことができるのに、過去の延長線上に考えるばかり、自分の可能性を潰すなんて本当にモッタイナイ!


本当にやりたいことで起業をしたいのであれば、過去の一切合切を一旦脇に置いて、こんな感じで未来からのアプローチでビジネスを作っていくとうまくいきますよ。

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