学生のキャバ嬢のアルバイト

in japanese •  6 years ago 

キャバ嬢

学生でキャバクラでアルバイトをする人は少なからずいる。興味本位で始める人もいれば、経済的な理由と人もいる。キャバクラでアルバイトをして学費を自分で払っている生徒も少ないがいる。私立の大学や専門学校の場合には、授業料もそんなに安くはない。罪悪感はないのかという人もいるが、経済的な理由で始めた学生にとっては、かなりまじめに仕事として考えていて、割り切っている人が多い。

しかし、夜遅くのアルバイトになるのでどうしても朝の授業に影響が出る学生が多い。多くの大学は、担任制をとっていないので学生が何をしようと関係ないが、専門学校の場合には担任制をとっているところが多いので、欠席が続くとどうしても保護者への連絡を取ることになる。

学生の出席がおもわしくなくて保護者に連絡を取り面談をすると、数は多くないが母親がキャバクラ勤めであることがある。このときよくあるケースは次のように2つに分かれる。

ケース1

彼女の場合は、朝の出席が悪く学業に影響してきたので、三者面談となった。彼女とは、面談の前に話をしていて、彼女がキャバクラで働いていることは聞いていた。そして、母親もそのことは知っているといっていた。

三者面談になると、母親は次のように言っていた。

「子供が小さい時から私一人でキャバクラで働きながら育ててきた。そして、娘が学費を払うためにキャバクラで働くのが何が悪い。」

問題点が違っている。キャバクラで働くことを責めているのではない。学校に来ないことを問題にしている。

キャバ嬢が悪いわけではない。すごくプロ意識が高くてすごい才能の人を何人か知っている。できる人は、会話能力がすごい。誰とでも話せるように、政治や経済だけでなく芸能からゲームやアニメの世界まで細かく勉強している。会話術も知識も半端ない。礼儀もわきまえている。

この場合に、頑張って卒業を目指している親子にそれ以上は言う言葉がない。とにかく休まずに、卒業しようとしか言えない。

ケース2

このケースの彼女の場合は、ケース1とは真逆である。つまり、キャバ嬢だけはアルバイトして考えないのである。母親がキャバクラで働きながら生活と学費を出してくれていることはわかっている。母親には、感謝している。この仕事を嫌だとは思っていない。

しかし、母親一人で子供を育てていくことは大変で、多くの場合にキャバクラの楽屋で小さい時は勉強したり、仕事が終わるまで寝ていたりする。24時間いつでも預かってくれるとこなどほとんどないので、しかたない。

そうすると、ある程度の年まで楽屋裏から母親の働いている姿を見ることになる。その裏側を見ていると、そこで働く気がなくなる場合も多いようである。狸と狐の馬鹿らしいぐらいのだまし合い。動くお金のバカらしさがなんとも言えないらしい。それで、他のアルバイトをして授業料を彼女自身で稼ぐことになる。

どちらの場合もほとんど問題なく卒業している。そして、ケース1の場合でも、ほとんどがふつうの企業に就職している。やはり、裏側を見過ぎているのかもしれない。

Authors get paid when people like you upvote their post.
If you enjoyed what you read here, create your account today and start earning FREE STEEM!