『昔、ある所に女の子がいた。彼女は星のように、光り輝いてみたかった』
(瑠璃色の涙/泉ウタマロ)
社会人になってから小説読む機会減ったけど、縁があって読み始めた本。
久しぶりにガツンときた。
思い通りの人生を全く歩むことのできない主人公が、自ら命を絶とうとする場面から始まるお話。
人生って何だろう。
僕たちは何のために生き、死んでいくのだろう。
生きるって、死ぬってなんだ。
生きるって美しい?死ぬって醜い?
誰しもが人生で一度は抱く永遠のテーマに対し、全力疾走で道しるべを与えてくれる一冊です。
こっちも全力疾走で読んでたら、昨日は晩飯食うのも忘れていました。
頭でなく、魂で読む本。
というのが読み終えて一番最初に浮かんだ感想。
ガツンと、魂に訴えてきます。
人は皆、それぞれの使命をもって生まれてくる。
いつしか人はそのことを忘れ、生きる目的を探す旅に出る。
でも、本当はその答えは既に自分の中に存在する。
人生の意味は探すものでなく、思い出すもの。
ということでしょうかね。
宇宙が立てた計画に沿って進む自分自身の物語が、少しばかり楽しみになる一冊かと。
ハゲ散らかりそうになるくらい悩んでいる人、苦しんでいる人がいたら是非ともお勧めしたい。
読み終えた時、目に映る世界が変わるはず。
きっと思考は現実化する。
瑠璃色の涙 https://www.amazon.co.jp/dp/4833420562/ref=cm_sw_r_cp_api_3EydAb3G6XHWA