強いドラゴンズを再び・・・steemCreated with Sketch.

in japanese •  8 years ago 

 私はけっこう小さい時からプロ野球のファンで、毎年数試合はスタジアムに観戦に行っています。 今の時期はオフシーズンなので、ファンにとっては来期に向けての各チームがどんな戦力を揃えているのかを考えながら過ごす日々です。 そんな中、今日何気なくニュースを見ていると中日ドラゴンズが新外国人3選手と契約したという記事をみつけました。入団するのは投手2人に野手1人でいずれもメジャーリーグ経験者だそうです。

 野球ファンとしては中日の助っ人外国人は毎年気になるとこであります。というのも、中日は結構な確率でドミニカなどの国から優秀な助っ人を連れてくるんです。ちょっと前だとブランコ、最近だとルナなんかが日本にきてめちゃくちゃ活躍しました。それでいてさらに凄いのが、決して高い金額で契約し連れて来てるわけではないということ。安く連れてきて活躍させ、年俸が高くなったら他球団に放出という一種のお家芸みたいになってます。

 ただ近年、中日ドラゴンズは低迷が続いています。一時は常勝チームと言われ毎年Aクラスで優勝争いをしていたのが嘘かのような状況です。そしてさらに深刻なのがチーム自体の人気低迷です。今に始まったことではありませんが、常勝時代の落合監督なんかは「勝つことが最大のファンサービス」という信条で、実際チームが強かったのでそれなりにファンはいました。しかし今は弱いからファンも減るという形で中日ドラゴンズというブランドがどんどん衰退していっています。実際に名古屋ドームでの試合中継を見ても悲しいほど空席が目立っています。

 一方、中日が衰退している間に広島カープや横浜DeNAなど今までBクラスで低迷していたチームが台頭するようになってきました。この2チームに言えるのが、ファンの数が急速に増加しているということです。とりわけ近年横浜DeNAなんかは、チームが弱いのにファンの数が激増するという信じられない状況になっています。

 こうしたチームに言えるのが、球団の経営陣の考え方が若いということです。どんどん今までになかった新しいサービスを提供し、新たなファンを取り込んだり、ファンの満足度を高めたりしようとしているのがよくわかります。一方、中日ドラゴンズの親会社は「中日新聞」でありいわゆる古き日本のお堅い企業です。中部を代表する企業で批判するつもりはありませんが、こと球団経営に関していえばそれがマイナスに働いているような気がしてなりません。どうしてもITで大きくなったDeNAと中日新聞ではスピード感が違うように感じるんです。

 ただ今さら親会社を変えろというのも無理な話。中日の球団経営陣には今ドラゴンズが危機的な状況であることを認識し、新たな戦略を早急に考えていただきたいです。考えてみれば関東には巨人、ヤクルト、ロッテなどたくさん球団がありますが、中部圏には中日ドラゴンズ1チームしかない。そう考えるとやりようによってはものすごい可能性を秘めているのではないかと思います。 今年こそは何かが変わってくれる!そんなささやかな願いを持ちながら春の開幕を待ちたいと思います。


画像出典元URL http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017012501001345.html

         http://plaza.rakuten.co.jp/kuniyuki2184/diary/20100817/

         http://photozou.jp/photo/show/383145/47920138

         http://diamond.jp/articles/-/99169

         http://dragons.jp/news/2014/14011701.html

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