ジャパハリネットという音楽

in japanese •  6 years ago 

確か、親に初めて携帯電話(ガラケー)を買ってもらい、色々ポチポチしていたんです。
すると携帯会社からの購入特典として『悲しい色』が入っているのを見つけました。

それが中学2年生の僕とジャパハリネットとの出会い。

◎悲しい色


タグ付けをするならば、軽快・哀愁・愚直・青さ・悲観・期待。
歌詞はとてもストレートでしたが、当時の僕にはまだまだ理解できない事も多かったです。
今聞いてみると大学生の頃に自分が抱いた心情を表現してくれています。
歌詞と同じくストレートな歌声に惹かれます。

「もっとジャパハリネットの声を聴いてみたい」
そう思った時には、少ないお小遣いを握りしめてCDショップへ走っていました。

これが僕にとって初めてのCD購入でもありました。

ジャパハリネットは2004年にメジャーデビューしました。
元々は愛媛県を中心に活動するローカルバンドで、ご当地では一定の人気を集めていたそう。

メジャー活動に伴い上京して全国活動を広めていこう、
いやいや地元で暮らしたい、別の夢ができた、というメンバー内の
意見の相違が発端になり2007年に解散したそうです。

メジャーデビュー曲で、代表曲でもある『哀愁交差点』は上京をテーマに作られました。
以降、彼らは【哀愁ロック】という新ジャンルを確立していきます。

◎哀愁交差点MV


正直、当時でもさむい服装はアレなんですが、泥臭さが大好きです。

お次は、解散ライブでの『哀愁交差点』です。
彼らが散々歌ってきた曲の最後を見届けましょう。


MCで泣かせてくれて、たまりませんね。

彼らの解散を知ったのはだいぶ後で、僕が大学に上がりネット環境を整えた頃でした。
残念に思いましたが、買ったアルバム達は色あせずに今でもたまに聴きます。

まだ彼らの話は続きがあります!

2015年10月、なんと彼らは8年ぶりに再結成し松山市を中心に活動中です。

ローカルイベントでの『哀愁交差点』


地元ファンは根強いですね!
MC見る限りとてもアットホームな雰囲気でイベントは進行したのでしょう。

他のライブ映像を見る限り、ジャパハリネットの古株のファンの中には
僕と同じくらいの歳の子もいるようです。
僕が10代の頃、彼らと一緒の音楽を聴いて成長してきたと思うと震えます。

名古屋へは年1で来ているので、次回来る際には必ず足を運びたいバンド!
以上、【ジャパハリネットという音楽】でした。

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