大崎八幡宮にお参り

in japanese •  8 years ago  (edited)

先日、八幡についてのブログを書いていた時にも言ったので今日、大崎八幡宮に行ってきました。寒いので4月に入ってからかなあと思っていたのですが、ブログに書くのだったら今がいいですね。今年初めての大崎八幡宮のお参りです。

Steemitにブログを書くようになってから、どこかに行ったり何かを食べたりする時にSteemitで紹介することを意識して行動するようになりましたよ。写真とか撮る時にね。

まず、大崎八幡宮とは何かということを簡単にご紹介。

大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)は、宮城県仙台市青葉区八幡にある神社です。社殿(本殿・石の間・拝殿)は国宝に指定されており、どんと祭の裸参りで知られます。

創建年代は不明ですが、社伝では坂上田村麻呂が宇佐神宮を鎮守府胆沢城(現岩手県奥州市水沢区)に勧請し鎮守府八幡宮と称したことに始まり、室町時代に入り奥州管領であった大崎氏が本拠地(現宮城県大崎市)に遷したため、大崎八幡宮と呼ばれるようになったといいいます。

大崎氏改易後の慶長9年(1604年)、伊達政宗が仙台城から見て北西かつ仙台城下町北西端の現在地に造営を始めました。当地は別当寺の龍宝寺の西隣にあります。以前に大崎氏の家臣が行なっていた流鏑馬(やぶさめ)の神事は、その旧臣3人が祭りの日に仙台までやって来て勤めました。仙台藩は寛永15年(1638年)から彼らに旅費を支給しました。後に社職の者も加わって4人が勤めました。

やはりと思ったのですが、伊達政宗が造営に関わっているのですね。日本の歴史に詳しい方は伊達政宗の名前をどこかで聞いたことがあると思います。かっこいい男性のことを伊達男と言ったりしますが(今の人は言わないか)、伊達政宗からきているらしい。参勤交代という各藩の藩主を定期的に江戸に出て仕えさせる江戸幕府の法令がありますが、伊達政宗は非常にお金がかかるにもかかわらず参勤交代の行列の時に側室、家来すべてをきれいにおめかしさせたことからきていると聞きました。本当かどうかは知りませんが。なんで江戸幕府は参勤交代なんてさせたのでしょうと考えると、反乱対策ではなかったかと思います(爆)。

大崎八幡宮の話に戻ります。この神社は季節ごとに行事があり、私はすべてを知りませんがなかなか面白いものです。さっきも書いた流鏑馬とか雅楽の演奏会とかあります。まるで日本史と共に生活しているようでこの町に住んでて良かったなあと思います。

さて、私といっしょに参道を散歩してみましょう。

これは2番目の鳥居。最初の鳥居は真っ赤で巨大ですがこれは地味です。夏の真っ盛りは緑したたる風景となります。セミの鳴き声も聞けます。草木の匂いもぷんぷんです。私のアパートの周辺は草木が乏しいのでこの神社は手軽に自然が感じられる貴重な場所です。

階段です。私は運動不足気味なのですぐに疲れます。休み休みのぼります。

階段をのぼった所、左右に一匹ずつこの石でできた狛犬さんがいます。獅子に似ていますね。高麗から渡来した獣像だそうです。魔よけの効があるとされています。

参道。道の両脇に木が高々とそびえ、ここを歩くと大きな神社であることを実感します。

手水舎。ここで手を水で清めます。

ちょっと見えにくいですが大中小の祠がありますね。まるでスタジオジブリ、宮崎駿監督のアニメ映画「となりのトトロ」の1シーンのようです。この祠はミニサイズの神社みたいなもので、一般の家の庭にも火や水の神様として置かれています。

ついに来ました本殿。どうでしょうか。近づいて賽銭箱にお金を投げて鈴を鳴らし、二礼に二拍手、一礼。細かく間違っているかもしれませんがこれが神道のお参りです。戦争がなく、いつまでも素朴にお参りできますように。

これで、今日の神社にお参りを終わります。

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すごい濃い内容のレポート、ありがとうございます。さすが国宝、立派な本殿です。狛犬が素朴な感じで好きです。

ありがとうございます。嬉しいです。狛犬は私もお気に入りです。

荘厳ですね!空気が凛としている雰囲気が伝わってきました。狛犬はなんだかブサカワです(笑)

コメントをありがとうございます!格調高い感想です。狛犬さんの所で笑ってしまいました。