オステオパシーの最新のホットトピックに「プリモ血管」という組織があります。
プリモ血管?なんだそれ?っていう感じですよね?
プリモ血管とは20世紀に北朝鮮の研究者によって発見されたのですが、当時の北朝鮮の情勢ではその情報は日の目を見ることがなく、近年まで忘れられていました。
最近になって韓国の研究者がそのプリモ血管に関する文献を発見して「おや、これ面白そうな情報だぞ?」と思い独自に研究を進めたんです。
さて、そのプリモ血管とは何か?
プリモ血管とは体内のリンパ、血管、内臓などに広く分布し、体内を循環する液体、並びに管状の組織のことです。イメージで言えばリンパみたいなものでしょうか?
画像では管の中に青い管がありますよね?これがプリモ血管です。プリモ血管はこの画像では青く染色されているので、本来は青色ではありません。
血管と名はついてるものの、血液が通っていたり、血管自体のことをさすわけではありません。
英語でPrimo Vascular Systemと呼ばれているので、直訳してプリモ血管と言われてるんですね。
プリモ血管が分布する組織
- 心臓
- 血管 (動脈と静脈含む)
- リンパ管
- 中枢神経系(脳と脊髄両方)
- 末梢神経系
- 臓器
- 皮膚&脂肪組織
こうすると全身のほぼ全ての組織に含まれてますね。まだまだ研究中の分野なので、筋や骨の中までは調べられていないといったところでしょうか?でもリンパは全身のほぼ全ての箇所に存在するので、リンパの中にプリモ血管があるということは、ほぼ全身に存在すると仮定してもいいでしょうね。
プリモ血管の機能
- 再生機能&免疫系
- 循環機能
- 内分泌系
- バイオフォトン
なにがなにやらわからない機能ですが、この中で僕が一番興味を持ってるのが再生機能です。なぜ再生機能かと言うと、プリモ血管のなかには幹細胞が含まれているんです。
幹細胞とは何かの細胞に変身できる細胞。ということは、プリモ血管を刺激することによって、何らかの方法でプリモ血管を流れる幹細胞に介入して、傷ついた組織の再生を促す・・・なんてことが考えられます。
これも僕の仮定なので、まだまだ幹細胞についてもプリモ血管についても研究が必要だと思います。
でもオステオパシーの中でこれを教える授業ができて来ているので、そういった「手で怪我を再生させる」なんて夢物語が、もしかしたら現実になる未来が来ているかもしれません。
楽しみですね!
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