Sho Tです。
最近、どの暗号通貨を買うのが良いか
周囲の人たちから聞かれることが多くなってきたため、
紹介用に10銘柄ほどのおすすめをピックアップし、
簡単に通貨・プロジェクトの特徴を共有用としてメモしておきました。
steemitにもメモを残しておきます。
■ Ethereum(ETH) 【読み方:イーサリアム】
ブロックチェーンを基盤として、非中央集権アプリケーション作成を可能とする
プラットフォーム型機能を有する通貨。
仲介を必要としない契約の合意(スマートコントラクト)を実現し、
不動産契約、著作権ビジネス、eコマース、デリバディブ契約(予測市場)など、
ありとあらゆる分野の契約を自動化させる基盤となりうる可能性を秘めていいます。
現在「イーサリアム企業連合(EEA)」という、イーサリアムを活用した
ビジネスを実現する企業連合が発足されており、JPモルガンやマイクロソフト、
インテル、アクセンチュアなどの金融機関をはじめとした欧米の大手企業を中心に、
日本でもトヨタや三菱UFJが参画して実証実験等を行っています。
■ Ripple(XRP) 【読み方:リップル】
Ripple Inc. によって開発が行われている分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、
外国為替・送金ネットワーク(国際送金等)のネイティブ通貨。
現在、国際送金はコルレス銀行と呼ばれる中継銀行(信用を担保するエスクロー)を
経由する仕組みとなっており、高コストで送金時間が長いという課題があるのですが、
このリップルの仕組み(中継銀行(エスクロー)を不要とする信用担保)により、
大幅にコスト・時間を削減することができるようです。
「価値のインターネット(IoV)」と呼ばれる価値流通のインターネット
(情報が簡単にインターネットでやり取りできるのと同じように、
価値も簡単にインターネットでやり取りできる世界、まるでメールを送るように
異なる通貨同士を国を跨いで瞬時に送受信可能とする)の実現に向けて実証実験が進んでいます。
Rippleの法人向けブロックチェーンネットワークRippleNetに参加する
金融機関が100行を突破するなど、この分野において圧倒的に先行したプロジェクトとなります。
■ NEM(XEM) 【読み方:ネム】
新しい経済圏の創出を目標としてはじまった暗号通貨のプロジェクト。
イーサリアム同様、スマートコントラクト機能を持ちます。
イーサリアムとの違いは、「砂から城を作るのがイーサリアム=自由度高い」に対し、
「部品から城を作るのがNEM=セキュリティ性高い/簡易にアプリケーションが作れる」
という特徴があり、日本でもテックビューロ社の「mijin」
(NEM技術を活用したプライベートブロックチェーンプラットフォーム)を中心に、
企業でのブロックチェーン活用の実例が出始めています。
■ DASH(DASH) 【読み方:ダッシュ】
DASHは「決済」に利用される事を想定した暗号通貨。
ビットコインとの違いは「即時取引」です。ビットコインが何十分等かかる「取引完了時間」が
DASHでは「即時」に行われます。
また、ビットコインはビットコインアドレスによる取引履歴の公開の要素がありますが、
DASHはDarksendと呼ばれる匿名性の高いトランザクション形式を用いることにより、
追跡が不可能(匿名性が高い)です。
■ IOTA(MIOTA) 【読み方:アイオータ】
IOTAはIoT(Internet of Things、モノのインターネット)のバックボーンとなる暗号通貨と
そのネットワークの開発を目的としたプロジェクト。
車を駐車する際に、車が駐車料金を駐車場に自動的にIOTAで支払う
といったユースケースを考えてみるとイメージしやすいものとなります。
IoTが浸透すると、大量に少額の取引、マイクロトランザクションが発生することが考えられます。
マイクロトランザクションでは少額の手数料でも取引額に対する割合が大きくなりがちで、
ともすると手数料の方が高くなってしまいかねません。
さらに都度支払う手数料が積もり積もるとその負担も軽視できません。
IOTAはIoTのバックボーンを標榜するだけあり、大量のトランザクションを迅速に処理でき、
取引にかかる手数料が無料です。IOTAのコア技術である
Tangle(有向非巡回グラフと呼ばれるデータ構造を応用した分散台帳技術)により、
このようなことが可能らしいです。
■ WAVES(WAVES) 【読み方:ウェーブズ】
「DEX」「マルチゲートウェイ」「トークン発行機能」を利用し、
トークン化のためのプラットフォームになることを目指しているプロジェクトです。
「DEX」とはDecentralized Exchange(非中央集権型取引所)の略です。
特定の企業がサーバーを建てて管理するのではなく、
ブロックチェーン上に存在する取引所というイメージです。
「マルチゲートウェイ」とは、ドルやユーロといった法定通貨を
クライアント(Wavesウォレット)に入金することで、
その価値を保ったままWaves Platform上で暗号通貨化させられる仕組みです。
「トークン発行機能」とは、誰もが簡単に独自のトークンを発行する機能です。
これらにより何ができるかを考えると、サプライヤーはサーバーなどを立てずに
低コストでポイント発行を容易にできる、ユーザは有人の取引所などを必要とせず、
低コスト(手数料なしに)取引ができる、などです。
また、あるトークン(通貨)を別のトークン(通貨)に換金できることにより、
使わないポイントがたまるなどのリスクもなくなります。
■ GameCredits(GAME) 【読み方:ゲーム】
GameCredits(ゲームクレジット)は、通貨であるGameを使って利用する
オンラインゲームのプラットフォームを目指しています。
ブロックチェーンという仮想通貨の技術で駆逐されるゲームの基盤は、
ゲーム利用者やゲーム開発者に低コストで利用するメリットがあります。
プレイヤーはゲーム内通貨を稼ぐことで、現実の通貨(円やドル)と換金することが可能となり、
ゲーマーが職業になる可能性があります。
また、これによりバーチャルな世界による新たな経済圏が生み出される期待があります。
eスポーツなどの分野とも連携の話が出たり、VRのソフト制作ツール「Unity」との連携の話などが
出てきています。
■ TenX(PAY) 【読み方:ペイ】
暗号通貨のデビットカードです。見た目は一般的な銀行のデビットカードと変わりませんが、
ビットコインなどの暗号通貨を円など法定通貨に変換してから支払うため、
ビットコインを受け付けない店舗でも使えるのが特徴となります。
TenXには、暗号通貨「PAY」が還元される仕組みがあり、利用額の0.1%が還元されます。
これによりTenXを利用するメリットが訴求されています。
また、PAYを保有することのメリットも訴求されています。
それが全世界での利用額の0.5%をPAY保有者に保有割合に応じて
イーサリアムで還元されるという内容です。
TenX全体の利用額が兆を超えてくれば、数千~数万PAY保有しているだけで結構な還元額となります。
<現在までの王道>
■ Bitcoin(BTC) 【読み方:ビットコイン】
圧倒的なネームバリューによる暗号通貨の代名詞。
ブロックチェーンを活用した非中央集権による初めての通貨。
取引機能や決済などの機能は特段優秀という訳ではなく、
通貨価値の安定しない新興国の人々をはじめとして「価値の保存」
(デジタルゴールド)としての役割を持ち始めています。
暗号通貨市場全体の約60%の時価総額(2017/11時点)であり、
この市場全体に与える影響は大きく、暴落や暴騰が起こると、
他通貨にも少なからず影響があるため、動向は重要になります。
■ Bitcoin Cash(BCH) 【読み方:ビットコインキャッシュ】
2017/8にビットコインから分岐した通貨。
ビットコインよりもブロックサイズが大きく、スケーラブルになっています。
ビットコインキャッシュはSegwit(セグウィット)という拡張システムを使用していないため、
価格が上がるとビットコインよりもマイニング報酬
(ブロックチェーンを維持するコンピュータパワーの提供による報酬)が大きくなるため、
ビットコインに代わって覇権を握る可能性があると言われています。
<時価総額を確認できるサイト>
STEEMもおすすめしてください^^
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inoueさん
そうですね!失念していました^ ^;
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これはいい記事ですね。
メモしときます。
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kinakomochiさん
ありがとうございます。
ふとメモしておいて良かったです!^ ^
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