前回のレポートでは、ゲーテと光学の街、ヴェッツラーについてお話ししました。今日は、次回の投稿で詳しく掘り下げる歴史について始めます。
古いラーン橋と歴史的な旧市街
ヴェッツラー市の歴史は、中世から聖ローマ帝国の終焉1806年までの自由帝国都市および帝国宮廷裁判所の所在地としての時期、そして19世紀後半からの工業都市への発展によって特徴付けられています。
最古の集落跡は青銅器時代から旧石器時代にさかのぼります。7500年以上前のリニアバンドケラミック文化の集落が証明されています。ここでの鉄の生産は、少なくともケルトのラ・テーヌ時代以来で、2500年以上の伝統があります。ケルト、ゲルマン、ローマの集落が複数の場所で証明されています。これまで知られている限り、ヴェッツラー市の文書に残る歴史はカロリング朝の時代までさかのぼります。
また、この地における青銅器時代の集落の住居の配置図や貯蔵穴も調査され、記録されています。これは、この突出した岬状の地形で紀元前3,500年ごろからの早期の先史時代の居住の証拠です。
自由帝国都市として、ヴェッツラーは12世紀末から約1350年まで、約6,000人の住民を擁し、地域で2番目に大きな都市として成長しましたが、15世紀初頭まで貧困化しました。再び都市は帝国宮廷裁判所の移転（1689年から1806年）によって成長しました。1860年代以降の遅れた工業化により、都市は中小企業の拠点となり、再び成長しました。20世紀に入り、都市の人口は50,000人を超え、中核都市となりました。」
この画像は、マタイス・メリアンによる1655年の「トポグラフィア・ハッシエ」からのヴェッツラーの一部を示しています。
私はミズキです。ここからは私の故郷についてお話しします。よろしく、ミズキ。
