眼内レンズの手術を受けたクリニックが知らないうちに閉院していたsteemCreated with Sketch.

in japanese •  5 years ago  (edited)

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昨日の昼、「先進会眼科」というところから突然の電話があり、驚きの事実を知らされました。僕が眼内レンズの手術を受け、年に1回、術後検診を受けていた神戸神奈川クリニックが昨年8月末で閉院したとのことです。詳細はMediumに掲載している体験記に書いたので、ご覧ください。

ホールICL体験記23 突然の電話で閉院を知る(2020年1月4日)

先進会眼科は、神戸神奈川クリニックのあった場所を引き継いで開院したクリニックで、神戸神奈川クリニックとは一切関係がないものの、検診予約の情報だけは引き継いだそうで、来週の日曜日に予約してあった術後5年検診を前に、経緯を説明するために連絡をくれたようです。検診当日、何も知らずに例年どおりに行って、神戸神奈川クリニックがなくなっていたら、どうしていいかわからないですからね。ちゃんと電話に出て本当によかったです。

僕が視力矯正のための眼内レンズ手術の一種であるICL手術を受けたのは2014年の12月で、その後、毎年、術後検診を受けています。一昨年、昨年の術後検診はSteemitで記事にしています。

眼内レンズ術後3年検診
眼内レンズ術後4年検診&注連飾り奉納

ざっくり説明すると、ICL(Intraocular Contact Lens)は視力矯正手術の術式のひとつで、虹彩と水晶体の間の空間(後房)に人工レンズを挿入します。視力矯正手術としてはレ―シックが有名だと思いますが、レ―シックによる矯正には限界があり、最強度近視はレ―シックでは矯正しきれません。一方、ICLは最強度近視も矯正することができます。

手術自体は成功でしたし、術後の経過も全く問題がなかったので、手術をしたことについては今でも非常に満足しているのですが、まさかこんな形でケチがつくとは思いませんでした。Mediumの記事の中でも書きましたが、何のアナウンスもなく突然閉院して連絡不能になるのはやはり問題だと思います。

先進会眼科は、場所と検診予約の情報は引き継いだそうですが、カルテは引き継いでいません。なので、Mediumの記事にも書いたとおり、来週の検診時に先進会眼科で神戸神奈川クリニックの連絡先を教えてもらい、カルテの開示請求をして、入手したカルテ情報を先進会眼科に渡そうかと思っています。

正月早々、えらいことになったものですが、ブログのネタにはなるので、まあいいかと思っています。

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確かにブログのネタにはなりましたが、えらいことになりましたね。
こういう「継続して検診をうける場」がなくなるなんて、他人事ではないので、リンクもあとでじっくり拝読します。
カルテを入手できて、良い方向に話が進みますように。

術後の経過はいたって良好なので、今のところ何の問題もないのですが、将来、白内障の手術をすることになった場合は、眼内レンズとレンズを入れる前の目の情報が必要になるので、一応カルテは確保しておきたいところです。

ひぇ~こういうのって困っちゃいますね
病院経営も厳しい時代なんですね・・・

レーシックのバブルがはじけて以降、視力矯正に特化した眼科は淘汰が進んでいますね。とはいえ、神戸神奈川アイクリニックのような大手がこんな形で閉院するとは思いませんでした。

Hi, @argon!

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引き継がれたようでとりあえずはよかったですね。

医療記録をブロックチェーンで保存しようというプロジェクトについてお仕事で調査したことがあるのですが、自分の手元にセキュアな形で医療記録を持っておきたいと思うことが多いです。Argonさんのようなケースや、身近なケースだと歯医者さんなど近所の小さな病院の院長さんが高齢で跡継ぎがいなくて閉院・・・なんてこともありそうだなとも。私自身は子どもの頃BCGの予防接種を打ってアメリカに行ったら肺結核を疑われたり、ドイツで子どもがお腹にいた時に日本で受けた予防接種を調べるのに一苦労したり・・・でもうなんとかしてほしいです!

今回は視力矯正に特化した眼科なので背景が少し特殊ですが、今後は一般の病院も閉院が増えていくでしょうから情報の管理と引き継ぎが問題になってくると思います。僕の場合、実は術前から術後まで検査結果は教えてもらってすべて記録かつブログで公開しているので、ある程度はカルテの代わりになるのですが、いい機会なので、できればカルテの開示請求をして入手してみたいです。