茶歌舞伎、無事終了

in japanese •  6 years ago  (edited)

藤枝ジュニアお茶博士認定講座が開かれ、市内の小学生40人が受講しました。

藤枝ジュニアお茶博士となった子供達は、市の主催するイベントで呈茶をする事になります。

地場産品であるお茶の知識を深め、淹れ方を覚えてイベントにみえるお客様におもてなしの心でお茶をすすめることで、コミュニケーション能力を磨こうというねらいもあるようで、なにやら盛りだくさんの目論見のある藤枝市独自のプログラムです。

講師は日本茶インストラクター8名が務めました。

私の担当は茶歌舞伎。茶歌舞伎というのは

闘茶ともいい、中世に流行した茶の味を飲み分けて勝敗を競う遊び

鎌倉時代末期に宋からもたらされ、南北朝時代から室町時代中期にかけて、武家・公家・僧侶間で流行した

もので、やり方は種々あるようですが、今回は5種類のお茶を飲んで茶種を当てる「お茶当てクイズ」としました。

5種は普通(蒸し)煎茶、深蒸し煎茶、くき茶、紅茶、ほうじ茶です。

予備拝見(前もって茶葉だけ見る)で茶葉を見る時にわかり易いように、製造方法も表示しました。

それ以外に私が用意したのは、茶歌舞伎の進行プランと解答用紙、そして煎じ順番を書いた紙(もちろん機密書類😅)

約40人分のお茶を一度に淹れるのは初めてのことなので勝手が分からず、手探り状態でしたが、なんとか計画通りに進み、周りの方からも

スムーズに進んでますね

お茶の特徴がよく出ていますね

と声を掛けていただきました。

スムーズな進行はまったくお仲間のお陰ですし、お茶の淹れ方についてはアドバイスを下さった方のお陰です。

一回の量は10cc程ですがそれでも13回お茶を飲んだ子供達も、楽しんでいる様子が衝立の後ろでお茶を淹れている私にもわかりました。

5種3煎で15煎ですが、2回目3回目は5煎目は淹れないので、子供達が飲むのは13回になります。

紅茶とほうじ茶はサービス問題としても、普通煎茶と深蒸し煎茶、くき茶の3種は判別が難しいところですが、それでも15煎全問正解の子も2人いてビックリしました。

回が進むに従って正解者も増え、子供達も違いがわかるようになったようでした。

茶歌舞伎の煎手担当はなかなか気が重いところでしたが、タイムスケジュールや必要な茶器、お湯や茶葉の量など頭の中でイメージし組み立てていくという貴重な体験をさせていただいたことで、成長できたと思います。

なにごとも経験。機会を下さったことに感謝です。

#437

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やるなー藤枝!って感じです。
どうも頭の回転が悪いのか、最初紅茶を「べにちゃ」って読んでて、へぇー面白いお茶あるのねって思っちゃいました。昨日もこんな会話セブンさんとした記憶あり…。
段々頭が退化していっているようです(T_T)
白折れって言うのと茎茶は同じですか?私子供の頃白折れってよく飲んでた気がします。

@amblogさんが退化では私は死滅ですね😥白折っていうのは茎茶ですね。私も今、川根茶の茎茶飲んでます。美味しい茎茶ですよ。

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何をおっしゃる。@sumiさんは決して老いる事はありません(^_^)
そうです、白折は茎茶です。あまりお茶の味をよく判ってない頃、あっさり白折が好きだったのです。

sumi さんお疲れさまでした。子どもたちにとっても貴重な体験になっているはずです。将来思い出してお茶をいれる子たちのことを考えると何だかうれしいです。もうちょっと子どもが大きくなったら畳の上で急須でお茶を入れてお茶菓子食べてとお茶を仕込もうと思っています。お菓子で釣って・・・ ;)

お茶にお菓子は付き物ですからねお菓子の美味しさも教えてあげて下さいね。こういう講座に積極的に参加しようとする子供達がいるのは嬉しいです。

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茶歌舞伎、面白いですねぇ。
それにしてもたくさんお茶を淹れたんですねーお疲れ様でした。
藤枝の取り組みは興味深いです。
ホントにお茶について知っていれば、おもてなのチカラやコミュニケーション力は付くと思います。

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確かにお茶が間にあると話が弾みます。コミュニケーション力がつくのは私自身も経験済みですよ😅

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