V・Eフランクルの「夜と霧」で書かれた芸術のこと

in art •  5 years ago 

新型コロナウイルスで混乱の続く日々ですが、Facebookで東京のアーティストでドラードギャラリーのオーナーの方の記事に触れて心を動かされたので、一部引用させていただきます。↓

かなり昔読んだ本で、記憶はあまり正確でない
のだけれど、V・Eフランクルの書いた「夜と霧」
という本で、アウシュビッツから解放された直後、
その体験者である著者が、それまでの生活では
別になんとは思わなかったような、普段のささいな
事に喜びを感じ、ましてや、美しい自然や芸術に
触れたときは、もう魂を揺さぶられるような
感動があったと。芸術といっても、いままでなら
べつに感動もしなかったであろう、どこに
でもあるような一枚の絵に心奪われたと。。
・・そんな趣意の記述があったことを思い出した。
なにもかもが喪失したような極限の苦しみや
言い尽くせない不安のなかでは、べつに名画ではい、
一幅の絵画も、普段ではありえないくらいに、
心の中に深く沁み入ってくるものがあるのかも
しれないと、それを読んだ時、そう思った。。

https://www.facebook.com/100002466884031/posts/3688848077874052/

そういえば、ネット上で私はもう平凡な絵かきでいいか〜、風景でも描いてる〜みたいなことを言ったことがあります。このような極限を体験した方に響くようなアートがあるとしたら、それも悪くないでしょう。

それにしても、芸術とは何ぞやということを鋭くついてくる記事ですね。

Authors get paid when people like you upvote their post.
If you enjoyed what you read here, create your account today and start earning FREE STEEM!
Sort Order:  

夜と霧。買う直前まで行って、そうしなかった本です。このように目にし、改めて好奇心が刺激されました。

Posted using Partiko iOS

アウシュビッツ絡みの内容ですので、私などは読むのをためらってしまいます。好奇心が刺激されたとのこと、良かったです。