私が子どもの頃住んでいたところはそれこそ歩いていける所に、最寄りの駅前に、それこそ「町の本屋」があったものだ。小学校高学年ともなると、市内でも大きな書店で週に数回、1日数時間は本を立ち読みしていたものだ。
それが今ではいわゆる実店舗がある書店がどんどんなくなっているという。そういう書店が全くない市町村も増えたという。
この文章を書こうと思ったきっかけは、Twitterでの1つのツイートを見かけたからだ。
早速拝借。
https://twitter.com/donadona958/status/1072011066006097921
恵文社バンビオ店は、京都の個性派書店の代表格とも言える恵文社一乗寺店の系列店で、私は3回ぐらいしか行ったことがないのだが、ここが来年2019年2月11日で閉店するというのだ。このお知らせを見て私も腰を抜かした。バンビオ店も、私が行った時は一乗寺店と同じく個性派の品ぞろえで、独自イベントもやっていたりした。
ツイートはぶら下がりでその原因を分析していた。一部引用。
「一時期、それまであまり見ることのなかったヘイト本類が幅をきかせてるのに気がついた。書店の矜持どころじゃなくて、現実はここまで追い詰められているのか、まずい兆候だと危惧していたけど。」
これを読んで、あの本屋にヘイト本は似合わないだろう、と思った。ちなみに本店ともいえる恵文社一乗寺店では、私はそうしょっちゅう行くわけではないが、私が見た限りではヘイト本を置いているのはみたことがない。
何事も悪い方にブレたらいけないのだな、と思い知らされた。
ちなみにバンビオ店のブログ( http://keibunshabambio.hatenablog.jp/ )、この雰囲気を見てほしい。ヘイト本なんか似合わない。
長岡京市は、来年からもう1つの駅前本屋も配達専門になるらしい。
これが時代の流れ、そうだろうか。京都の繁華街、河原町もジュンク堂ひとつになった時があったが、丸善もよみがえった。
それから小さな個性派なら、恵文社一乗寺店は健在だし、私が大学の時にお世話になっていた美術・建築の書籍を主に扱うMEDIA SHOPも、一時経営が苦しい時があったがギャラリーなどを並行して運営し、盛り返してきている。そして、恵文社一乗寺店の元店長が営む誠光社も独自の品ぞろえで、ここもたまに行くがいつも小さな店内はいっぱいである。
ネット書店、宅配専門書店等様々な業態の書店があってもいいが、私としては「町の本屋」と「個性派書店」はずっと残っていてほしいと思うのである。それと同時に「行って楽しい書店」が増えてほしいとも思う。私も最近フットワークが衰えて立ち読みできる時間は短くなったが、自分で手にとって本を開いて本を選びたい。
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本好きとしては寂しいお話ですね。
本屋さんのあの独特の雰囲気と紙のにおいが好きなので、実店舗は残ってほしいです。
といいつつ、便利さに負けてAmazonをかなり使っているのですが・・。
今後は本屋さんでも買うように心がけます。
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本の紙のにおい、いいですよね。
私も便利さに負けてついAmazonを使っていますが、個性派はAmazonで入手できないものもあるのでなるべく行くようにしたいと思っています。
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